今日から12月に入る。とうとうカレンダーも一枚になってしまう。
午後からはつがの句会に出席する。今年最後の納め句座だから終わってから近くの喫茶店に集まりコーヒー
タイムとしゃれ込んだが最高齢85歳最少年齢でも72歳という高齢者がおしゃべりに花を咲かす。
切りがないので5時に切り上げしたがすでに日は落ちて街路樹のイルミネーションが輝いていた。
季題 冬帽子 年惜しむ
5点句 惜別を目深に隠す冬帽子 H/S
3点句 在りし日を喪中はがきと年惜しむ H/S
3点句 積読書またも増やして年惜しむ N/M
自由句
4点句 街路樹の電飾まとひ街師走 T/M
3点句 コーヒーの香に目覚めけり今朝の冬 W/B
3点句 だみ声は老いたるゆえか寒鴉 H/S
串柿の里吟行句
4点句 紅葉より根本大塔尚高し H/S
3点句 柿簾見上ぐる先の空真青 W/B
3点句 一村に社寺隣り合ふ柿日和 N/M
2点句 蒼茫の四郷の空や柿すだれ I/S
2点句 山寺の犬付いて来る柿日和 A/K
2点句 柿の里柿色に染め柿簾 W/B
2点句 紀の国は木の国なりし小春かな N/M