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コロナ禍のセンバツ

2021-03-19 | 新語・社会現象語

>2年ぶりのセンバツ大会が開幕した。依然として、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、“ウィズ・コロナ”の大会として初戦から、さまざま新様式が設けられた。
 密を避けるために簡素化された開会式は、初日に出場する6校のみの参加。行進の途中では、残り26校が自校グラウンドで事前に収録した行進の映像がビジョンに映し出された。スタンド入り口には送風機が置かれ、係員がマスク着用を促すボードを首にかける。
 試合中、両チームの監督や控え選手はマスクを着用。各試合、ピンチで登場する伝令も、マウンドに向かう際は、マスクを着用して監督の指示を伝えた。 観客は1万人など、さまざまな制限が設けられる中、大会本部の工夫も熱戦を支えた。今大会は新型コロナウイルス感染症対策で、吹奏楽部による演奏の応援が禁止。各校の要望にも応える形で、大会を運営する日本高校野球連盟は、ブラスバンドの演奏を録音し、アルプスに流す方法を採った。
https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20210319139.html


https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20210319106.html
>今大会は新型コロナウイルス感染症対策で、吹奏楽部による演奏の応援が禁止。それでも試合を放送するテレビ中継では、例年のようなブラスバンドの応援歌が鳴り響いている。
 この光景にネットは「なぜ?」、「ブラスバンド…びっくり」、「え、感染対策は?」などと話題に。中継するNHKでは、実況アナウンサーが繰り返し、「事前に録音した応援曲を流しています」と生説明した。
 実は、これは事前録音された音源。新型コロナウイルス対策としての新様式で、大会を運営する日本高校野球連盟にとってもかつてない試みだという。
 出場する各校の吹奏楽部などが演奏する音源が主だが、中にはスケジュールの都合や部がないなど、録音できないケースも出ている。そこで高野連は音源のない学校のために、兵庫・尼崎市立尼崎高校吹奏楽部に依頼。自由に音源を利用することができる。
 実際に、この日は北海や、下関国際らが使用した。入場者も1万人に制限するなど、で臨むセンバツ大会。定番の「狙いうち」や「タッチ」「紅」などが球場に響き、テレビの音声としても流れた。 音源のスイッチングや再生などのタイミングは、大会本部が行っている。
 メガホンによる応援や、大太鼓などが曲に合わせて響く。下関国際の応援責任者も「音がないとやはり厳しいですね。ありがたいです」と感謝するなど、大きな歓声が制限される今大会では、代わりに大きな“生拍手”が響いた。
 仙台育英の主将・島貫丞内野手(3年)により「感謝、感動、希望」をテーマにした宣誓から始まった今大会。“ウィズ・コロナ”でも、甲子園の代名詞でもある応援歌が流れる状況に、ネットでは「やるじゃん高野連!!」、「スピーカーとは思えないほどの音質」。「やっぱりブラバンはいいなあ」など、好意的な声があふれている。


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