日経新聞見出しより
1面
20190119
ポイント還元 歳出膨張の懸念
企業の備品購入も対象に 中小は「益税」と二重の利点
政府が10月から実施するキャッシュレス決済へのポイント還元を巡り、企業が中小店舗から買う商品などを対象に含めることが分かった。消費税の納税が免除されている中小事業者は税金が手元に残る「益税(総合2面きょうのことば)」に加え、5%分のポイントも得られる。ポイント目当ての取引が広がり、還元総額の上限がないため国の歳出が膨ら…続き
• 「通信の秘密」適用を検討 GAFAに規制の網 総務省
• 日産・三菱自、賠償請求へ ゴーン元会長への10億円「不正」
• 東京海上HD 小宮氏、社長に昇格 事業会社は広瀬氏
春秋より
終戦直後、吉田茂は「餓死者が大勢出る」と連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサーに訴え、米国から大量の食料を送らせた。だがそんな状況に…続き
2019/1/19付
日本経済新聞 朝刊
> 不正な手法に走った動機や組織的関与について厚生労働省は「調査中」としている。必然、ほかの調査にも疑惑の目は向く。古今東西、統計をめぐる名言は少なくない。「統計であらゆることが証明できる。ただし真実を除いて」もその一つ。だがもう、少しも笑えない。真実を指摘している言葉だとしか思えないからだ。
日経速報より
米朝首脳、2月末に再会談へ ホワイトハウスが発表
AP
トランプ政権 米朝首脳会談 朝鮮半島 北米4:39
【ワシントン=永沢毅】米ホワイトハウスは18日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の2回目の首脳会談を2月末ごろに開くと発表した。場所は後日公表するとしている。米朝首脳会…続き[NEW]
• トランプ氏、北朝鮮高官と面会 金正恩氏の書簡受領か[NEW]
• 米朝高官が協議 首脳再会談へ詰め、成果手探り
• 今の年収に満足していますか?日経キャリアNETで「適正年収」わかります
AP
米朝、非核化へ仕切り直し 問われる具体策
北朝鮮 トランプ政権 米朝首脳会談 朝鮮半島 …4:57
【ソウル=恩地洋介】トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長による2回目の首脳会談の2月末開催が決まった…続き[NEW]
• 米朝、進まぬ非核化 入り組む構図
ファーウェイ創業者「各国の法令順守」 包囲網に危機感
ファーウェイ ネット・IT 中国・台湾 北米18日 22:02
【深圳=川上尚志】中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)を創業した任正非氏(74)が18日、日本経済新聞などのイン…続き
• ファーウェイ副社長、通信機器の情報抜き取り否定
ゴーン元会長の不正報酬 日産・三菱自、賠償請求を検討[映像あり]
ゴーン退場 自動車・機械 ヨーロッパ18日 15:32
三菱自動車は18日、元会長のカルロス・ゴーン被告による不正の有無を調べる社内調査の結果を公表した。日産自動車との合弁会社か…続き
• ゴーン元会長側が再び保釈請求
ポイント還元、歳出膨張の懸念 企業間取引も対象に
経済2:00
政府が10月から実施するキャッシュレス決済へのポイント還元を巡り、企業が中小店舗から買う商品などを対象に含めることが分かっ…続き
• コンビニ大手、全店で消費税ポイント還元 直営も対象
AP
米中「和解」の思惑、戻り相場に拍車(NY特急便)
トランプ政権 企業決算 貿易摩擦 北米 マー…6:13
米株式相場の戻りに拍車がかかっている。18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、2万4706ドルと昨年12月6…続き[NEW]
• NY株4日続伸、米中交渉進展でリスク選好 [NEW]
確定申告、「損益通算」使って税還付
6:30
2018年分の所得税の確定申告の期間は2月18日から3月15日だ。確定申告のポイントを解説する。連載の第1回は金融商品への…続き[NEW]
• 19年の税金カレンダーを点検 非課税枠縮小が相次ぐ
AP
中国、米国産品の輸入拡大案「6年間で」 米報道
トランプ政権 米中衝突 中国・台湾 北米4:03
【ワシントン=鳳山太成】米ブルームバーグ通信は18日、中国政府が米国に対して6年間かけて輸入を増やす計画を提案したと報じた…続き
• NY原油が反発、米中摩擦の緩和期待 [NEW]
未来の敵 メルカリを見抜けなかった楽天 ストーリー④
ネット興亡記 第3部18日
テスラ、7%人員削減 値下げへ「他に方法ない」
自動車・機械 北米2:04
トランプ氏、元側近に虚偽説明指示か 民主が調査へ
トランプ政権 北米4:12
「永守流警告」は相場底入れのサインか
マーケット18日
東京海上HD社長に小宮氏 事業会社は広瀬氏に交代
金融機関18日
中米移民集団、メキシコ国境越える 1000人以上か
中南米4:08
平成の天皇と皇后 「摂政はよくない、譲位する」
天皇退位 平成の天皇と皇后…18日
EU、英離脱延期の容認論広がる
英EU離脱 ヨーロッパ18日
ファミマ、Tポイント運営会社の株式売却検討
ネット・IT 小売り・外食18日
[社説]憂慮される原発の技術や人材の散逸
エレクトロニクス 環境エネ・…18日
文章論 台湾文学 アジアの交差点
• 文化
[2:00]
文化
20190119
解説記事である。
タイトルは次である。
台湾文学 アジアの交差点
移民労働者やLGBT 最先端の社会問題描く
[
冒頭は次である。
>
アジアの多様な文化が交差する舞台として、台湾文学の存在感が高まっている。外国人労働者が文学賞に小説やエッセーを次々と投稿し始め、LGBT(性的少数者)を主題にした小説は純文学の重要な一角を占めるまでに育った。多文化の度合いを強めるアジア各地域のモデルが、この島の文学に見いだせる。
段落は次のようである
>
「東南アジアから働きにやってきた人たちの創作も、台湾文学の一部。台湾文学は、台湾人だけのものじゃない」
台北市南郊の新北市南勢角地区。ミャンマーからの華僑(中国系)移民が多く住む街で小さな書店「燦爛時光」を営む張正氏は、穏やかだがきっぱりとした口調で語る。元新聞記者で、2014年、台湾の外国人労働者を対象にした文学賞「移民工文学賞」を創設した。
台湾には有期の労働ビザを取得してフィリピンやインドネシア、ベトナムなど東南アジア諸国からやってきた労働者が70万人いる。介護や製造業、建設業などの現場で働く彼らは総人口の3%を占め、台湾経済を支える存在だ。4月に外国人労働者の受け入れを拡大する日本の先を行く「移民社会」といえる。
「東南アジアの人々は台湾社会を台湾人とは違った角度で見ている。彼らの目に映った社会のありようを、広く伝えたいと思ったのが賞のきっかけ。小説やエッセーなら専門家だけでなく、一般市民にも興味を持ってもらえる」と張氏は言う。
第5回を迎えた昨年は553編の投稿があった。外国人労働者の多くは中国語の日常会話はできても、文章を書くのは難しい。投稿者は自分の母語で書いて投稿し、それを賞事務局で中国語に翻訳する。審査にあたるのは小説家や大学教授だ。受賞作は母語と中国語訳の併記で出版される。
第5回の大賞にはインドネシア出身のロソ・アブディの短編小説「愛について」が輝いた。故国に子どもを残しハウスメイドとして働く女性の姿を描いた。女性は様々な屈託を抱えながらも、勤務先の家庭にいる障害のある子どもへの愛情を育んでいく。
今回は台湾在住者だけでなく、香港やシンガポール、マカオ、マレーシアなどアジア各地で外国人労働者として働く人の作品も募った。「日本からの応募も大歓迎。ゆくゆくは名実ともに『アジア移民工文学賞』といえるくらいの規模にしたい」と張氏は話す。
台湾文学にはそもそも、多様な言語、文化、民族の結節点として歩んできた歴史がある。
1945年まで半世紀続いた日本統治期には、日本語で小説や詩を書く作家が育った。戦後に中国大陸から国民党が渡ってきて統治を始めると、文学の言語は北京語を基にした標準中国語に替わったが、話し言葉では台湾土着の中国系住民が話す台湾語や客家語、先住民族が話すマレー系と同系統の言語も日常的に使われていた。
87年の戒厳令解除後は民主化の中で、話し言葉を取り入れた文学作品が数多く書かれるようになった。米国や南米、欧州の文学の影響も大きい。「台湾は海にぽつんと浮かぶ島。だから各地の様々な文学のエッセンスを海綿のように吸収してきた。そうしなければ生きてこられなかった」と文芸誌「文訊」の封徳屏編集長は説明する。
最近相次ぎ日本語訳が刊行された70年代生まれの中堅作家の小説には、台湾における言語や文化、歴史の多層性がくっきりと刻まれている。
昨年邦訳が刊行された甘耀明氏の「冬将軍が来た夏」(白水紀子訳・白水社)は共同生活を送る老女たちの姿を描き、高齢者の貧困、LGBT、女性への性暴力などアジア全体で通用する現代的なテーマを取り上げた。「日本の高齢社会をモデルにした。日本は台湾の少し先の未来を映している」と甘氏は言う。
深刻な問題を扱っているのに、文章自体にはユーモアが漂う。それには標準中国語に話し言葉の客家語や台湾語が交じる文体の効果が大きい。邦訳では、話し言葉を「破病」「怡査某」のように原文で記し、それぞれ「びょうきにかかった」「激しい女」とルビをふることで意味を表す工夫をしている。多様な言語の共存する状況が、有効な舞台装置になっている。
昨年邦訳が出た呉明益氏の「自転車泥棒」(天野健太郎訳・文芸春秋)。主人公の父の消えた自転車を追って、物語は台湾から第2次大戦下のマレー半島やミャンマーへと広くアジアに飛ぶ。言葉も先住民族の言語や台湾語、日本語がちりばめられ、事実と虚構が交錯する物語に一層幻想的な雰囲気を加えている。
「全ての文学は国際的だ。自分たちの文化の要素を残しつつ、いかに世界の読者の手に届く作品を書くかに心を砕いている」と呉明益氏は語る。
近年は、性の問題も純文学の重要な位置を占める。中国語で「同志文学」と呼ばれるLGBT文学だ。文芸誌「聯合文学」の編集長で作家の王聡威氏によると、「台湾文学は民主化の過程で同性愛のテーマに積極的に門戸を開いてきた」。
家族から見放され、台北の公園に集う同性愛の少年たちの葛藤と愛を描いた白先勇の小説「●子(げっし、●は蘖の木を子に)」(83年)がその先駆にあげられる。近年も郭強生「断代」(15年)など同性愛をテーマにした小説は多く、「聯合文学」はこの2年間で「同志文学」と「百合(レズビアン)文化」の特集号を相次ぎ刊行した。
末尾は次である。
>
LGBTの権利を巡っては、台湾内でも意見が割れている。昨年11月の住民投票では同性婚を認めない提案が賛成多数を占めた。とはいえ「同志文学への関心の高さは社会の多様性を映してもいる」(王氏)。社会の最先端の問題をいち早く察知する「触覚」の役割を果たす。それが今、台湾文学が注目される大きな理由だ。
(郷原信之)
Chunichiwebより
1面
2019年1月19日
• ゴーン前会長に10億円の不正報酬 三菱自が調査 1/19
• ルノーがゴーンCEO解任へ 1/19
• 年金上げ幅0.1%、実質減 消費増税控え痛手 1/19
• 辺野古の土砂は割高で発注 見積もり1社のみ 1/19
• 春先取り和紙の花 美濃 1/19
2019年1月18日
• 年金、4月から0・1%増 実質目減り 1/18
• 統計不正で予算案修正 再び閣議決定 1/18
• トヨタ、初のダカール総合V 1/18
• インフル患者、前週比3倍 全国で163万人 1/18
米朝首脳、2月再会談へ トランプ氏と高官が合意6:33
2019/1/19 6:33
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【ワシントン共同】トランプ米大統領は18日午後(日本時間19日午前)、ホワイトハウスで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の側近、金英哲党副委員長と約1時間半にわたり会談し、2度目の米朝首脳会談を2月末ごろに開催することで合意した。サンダース大統領報道官が明らかにした。再会談の場所は後日発表する。米側は今後、実務レベルの協議で詳細を詰める構えだ。
金英哲氏は金正恩氏の親書をトランプ氏に渡したとみられる。サンダース氏は記者団に、会談が「生産的だった」とする一方、「米国は完全に検証された非核化をみるまで北朝鮮に対する圧力と制裁を維持する」と述べた。
英西部ウェールズのポートタルボットに出現した路上芸術家バンクシーの壁画=2018年12月(ゲッティ=共同)
1. 米朝高官、首脳再会談調整 金氏側近、トランプ氏と会う公算1:34
2019/1/19 1:34
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【ワシントン共同】米首都ワシントンを訪問した北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長は18日、ポンペオ国務長官と非核化の進め方や焦点の米朝首脳による再会談について協議した。米国のビーガン北朝鮮担当特別代表も同席した。トランプ大統領は高官協議の結果を踏まえ、金英哲氏と自ら会う公算が大きい。
金英哲氏はトランプ政権との交渉を率いてきた金正恩党委員長の側近で、トランプ氏に宛てた金正恩氏の親書を持参しているとみられる。17日夕にワシントン近郊のダレス国際空港に到着。ワシントン中心部のホテルに入った。
2. 乳児飢え死に、母を逮捕 「ミルク買えず」仙台0:14
2019/1/19 0:14
同居する生後1カ月の次男を栄養失調などで死亡させたとして、仙台北署は18日、保護責任者遺棄致死の疑いで、仙台市青葉区、無職の母親(28)を逮捕した。
3. 90代男性、インフル感染し死亡 滋賀・守山の老人ホーム22:16
2019/1/18 22:16
滋賀県守山市の老人ホーム「ケアフル楠の葉」は18日、入所者と職員計12人がインフルエンザに感染し、90代の男性入所者が死亡したと発表した。
4. 大阪でアイドル握手会に参加 三重のはしか感染者22:14
2019/1/18 22:14
昨年12月下旬、津市で開かれた民間団体の研修会の参加者が相次いではしかを発症している問題で、感染者が大阪市内であった人気アイドルグループ「AKB48」の握手会に参加していたことが、三重県への取材で分かった。感染拡大の恐れがあり、県は注意を呼び掛けている。
5. 男、盗難車で4時間半逃走 愛知県警、パトカーとヘリで追跡も中止22:10
2019/1/18 22:10
18日午前、愛知県清須市春日社子地の路上で、パトカーの西枇杷島署員が盗難車を発見。停止を求めたが、一緒に走行していた乗用車とともに走り去った。県警は、盗難車は見失ったが、乗用車を追跡。パトカー計63台とヘリ1機を投入したが、乗用車の男は逆走や信号無視を繰り返すなど少なくとも100キロ以上を4時間半にわたり逃走し、県警は危険と判断して追跡を打ち切った。男はバスなど計7台に当て逃げしたが、けが人はなかった。
中日春秋より
> 選手側に立った指導は徹底している。コーチ時代に、監督とぶつかったこともある。酷使を避けつつ、投手に戦う姿勢を植えつけた。監督として、投手分業制を確立した横浜(現DeNA)を日本一に導いている
球界で分業制は確立された。多くの投手に慈雨となった人だろう。太く短い現役時代と味のある指導者ぶりでファンも潤してくれた人の殿堂入りである。