1002 御嶽山被害、死者47人
御嶽山被害、死者47人 雲仙・普賢岳上回り戦後最悪 中日新聞トップ記事、見出しである。 20141002 朝刊
リードには、
長野、岐阜県境の御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火で、長野県警や自衛隊などによる救助隊は一日、心肺停止状態で山頂付近にいる登山者の救助活動を再開し、新たに見つかった十一人を含む三十五人の死亡を確認した
とある。
>死者は計四十七人となり、一九九一年に長崎県の雲仙・普賢岳で起きた噴火による犠牲者四十三人を上回り、火山災害による犠牲者としては戦後最悪となった。
トップ左の見出しには、「訪朝」家族会が反対 拉致問題、北朝鮮ペース警戒 とある。 20141002
記事には、
北朝鮮による日本人拉致問題再調査をめぐり、拉致被害者家族会は一日、伊原純一外務省アジア大洋州局長から九月二十九日の日朝政府間協議の報告を内閣府で受けた、
とある。
<時代を走る 東海道新幹線開業50年> (7)3分に1本 20141002
新幹線で移動する苦労などを話すお笑い芸人の中川礼二=大阪市中央区で
> 一日七十五本から百三十七本に-。東京-新大阪間を最短二時間三十分で結ぶのぞみの本数が一気に増えたのが二〇〇三年十月。最高速度が二百十キロと遅い100系が引退し、全列車が二百七十キロ化したことで、「ひかり」から「のぞみ」中心へと、ダイヤが移行して実現した本数だ。
中日春秋(朝刊コラム)
2014年10月2日
「コーランのなかで、神が、最初にムハンマドに言ったことは、『読みなさい』ということでした」。絵本『バスラの図書館員』(晶文社)は、この本の主人公アリアさんの、そんな言葉で始まる
十一年前の春にイラク戦争が始まった時、彼女も闘いに立ち上がる。守ろうとしたのは、本。南部の港湾都市バスラの図書館員だった彼女は、三万冊もの本を避難させた
図書館の隣のレストランに運ぶのを手伝ったのは役人や兵士ではなくて、近所の商店主ら。中には読み書きができない人もいたが、「本は町の歴史そのもの」との思いに共感したからだという
図書館は焼け落ちたが、多くの本は難を逃れた。アリアさんは膨大な本を自宅に運び直して守り抜いた。「戦争というけだものは、きっとまた、町にもどってくる」。そうおびえつつ、平和で自由な時代が来ると信じていたのだ
イラク北部モスルでは、過激派組織「イスラム国」による文化遺産の破壊に抗議の声を上げた女性がいた。人権派弁護士のサミーラ・ヌアイミさんだ。だが彼女は過激派に拉致されて拷問され、背教者として公開処刑された。先週月曜日のことだという
国連によると、イラクではこの四カ月間で戦闘やテロのため、確認されただけで四千八百三十六人の市民が殺されたという。戦争というけだものは、新たなけだものを産み続けているのだ。
御嶽山被害、死者47人 雲仙・普賢岳上回り戦後最悪 中日新聞トップ記事、見出しである。 20141002 朝刊
リードには、
長野、岐阜県境の御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火で、長野県警や自衛隊などによる救助隊は一日、心肺停止状態で山頂付近にいる登山者の救助活動を再開し、新たに見つかった十一人を含む三十五人の死亡を確認した
とある。
>死者は計四十七人となり、一九九一年に長崎県の雲仙・普賢岳で起きた噴火による犠牲者四十三人を上回り、火山災害による犠牲者としては戦後最悪となった。
トップ左の見出しには、「訪朝」家族会が反対 拉致問題、北朝鮮ペース警戒 とある。 20141002
記事には、
北朝鮮による日本人拉致問題再調査をめぐり、拉致被害者家族会は一日、伊原純一外務省アジア大洋州局長から九月二十九日の日朝政府間協議の報告を内閣府で受けた、
とある。
<時代を走る 東海道新幹線開業50年> (7)3分に1本 20141002
新幹線で移動する苦労などを話すお笑い芸人の中川礼二=大阪市中央区で
> 一日七十五本から百三十七本に-。東京-新大阪間を最短二時間三十分で結ぶのぞみの本数が一気に増えたのが二〇〇三年十月。最高速度が二百十キロと遅い100系が引退し、全列車が二百七十キロ化したことで、「ひかり」から「のぞみ」中心へと、ダイヤが移行して実現した本数だ。
中日春秋(朝刊コラム)
2014年10月2日
「コーランのなかで、神が、最初にムハンマドに言ったことは、『読みなさい』ということでした」。絵本『バスラの図書館員』(晶文社)は、この本の主人公アリアさんの、そんな言葉で始まる
十一年前の春にイラク戦争が始まった時、彼女も闘いに立ち上がる。守ろうとしたのは、本。南部の港湾都市バスラの図書館員だった彼女は、三万冊もの本を避難させた
図書館の隣のレストランに運ぶのを手伝ったのは役人や兵士ではなくて、近所の商店主ら。中には読み書きができない人もいたが、「本は町の歴史そのもの」との思いに共感したからだという
図書館は焼け落ちたが、多くの本は難を逃れた。アリアさんは膨大な本を自宅に運び直して守り抜いた。「戦争というけだものは、きっとまた、町にもどってくる」。そうおびえつつ、平和で自由な時代が来ると信じていたのだ
イラク北部モスルでは、過激派組織「イスラム国」による文化遺産の破壊に抗議の声を上げた女性がいた。人権派弁護士のサミーラ・ヌアイミさんだ。だが彼女は過激派に拉致されて拷問され、背教者として公開処刑された。先週月曜日のことだという
国連によると、イラクではこの四カ月間で戦闘やテロのため、確認されただけで四千八百三十六人の市民が殺されたという。戦争というけだものは、新たなけだものを産み続けているのだ。