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日本語論43 日本語の地位

2018-06-22 | 現代日本語百科2025

日本語論3月1884 には、読み切り連載に、日本の対外言語戦略を考える 鈴木孝夫 がある。鈴木氏の持論である国際語としての日本語のありようである。国連の公用語になるか、ならないか、なぜなれないか、という議論を追っていくことになるが、その対外戦略の基本に置くのが英語教育の礼である。鈴木氏の言語政策についての議論から、これまで多くを得るが、ついては日本語そのものをなんとするか、その歴史的なとらえ方にありながら、言語そのものに迫るところがない。かつて人口比で日本語の地位を言い、経済規模において国際競争力における日本語を見直し、日本語が民族固有の言語であるとしながらも、言語数、民族数に対する各地域の言語を対応させたところで、1民族1言語国家の歴史を強調するあまりに、民族主義的な美亜方への理解もあったので、鈴木氏の持論は国家と言語、民族と方言のありさまを見せるだけであった。日本語をとらえた考え方が見えてこないので、いつも、そこには国際化する日本語の教育が必要であると思わざるを得なかったのである。



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