0620 子どもの自殺調査
子どもの自殺 初の実態調査 進路に悩み 1割超 中日新聞トップ記事、見出しである。 20140620
リードには、小中高校生の自殺の背景を調べたところ、11・9%に受験や就職の失敗などの進路問題があることが、文部科学省が初めて実施した児童生徒の自殺に関する実態調査で分かった、とある。
中段見出しに、リケジョ採用3倍に デンソー、来春の技術職 20140620
記事には、トヨタ自動車系の部品大手デンソーは、来年春に入社する女性の技術職の人数を今春入社の三倍に当たる約三十人に増やす、とある。
トップ左に、河村氏、維新と合流せず 減税単独で統一選へ とある。20140620
記事には、地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長は、日本維新の会や結いの党とは合流せず、減税単独で来春の統一地方選に臨む方針を固めた、とある。
その下には、自公、国会閉会後も協議継続 集団的自衛権で 20140620
記事には、安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は十九日、官邸で会談し、集団的自衛権の行使容認をめぐる与党協議を二十二日の今国会閉会後も続けることで一致した、とある。
W杯ブラジル大会は、負けられない一戦 背水日本、ギリシャ戦へ 20140620
記事に、ギリシャ戦に向けた公式練習で汗を流す長谷部(手前右)、長友(同左)ら日本代表イレブン=18日、ブラジル・ナタルで
【ブラジルW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、一次リーグC組の日本代表は十九日午後七時(日本時間二十日午前七時)からナタルでギリシャとの第二戦に臨む、とある。
中日春秋
2014年6月20日
白川静博士の『字通』によれば、実に味わい深いことに、愛という字には「おぼつかなく、ほのか」の意があるそうだ
だから日の光がおぼつかなく、かげるさまを、曖(あい)と書く。昧(まい)の字は「夜明け、暗い」の意。曖昧(あいまい)は「かげって暗い」から「ものごとがはっきりしない」との意味で使われるようになったという
安倍首相は毅然(きぜん)という言葉を好んで使うが、実は曖昧もお好きなようだ。昨年末に強行採決した特定秘密保護法では、「おそれ」と「その他」という言葉をやたらと使った。おそれが二十カ所、その他が三十カ所余。厳しい罰則のある法律に、どうとでも取れる言葉をあふれさせた
そして今度は、海外での武力行使に道を開く集団的自衛権。早々の閣議決定を目指すその原案は、国民の生命や権利が<根底から覆されるおそれ>がある場合、行使を認めうるとの内容だという。「おそれ」という曖昧な言葉が、どんな歯止めになるのだろうか
そもそも政府自身がこの半世紀、集団的自衛権の行使は憲法が許さないのだと、明確に述べてきた。であるのに憲法を変えることもなく国会で熟議することもなく、閣議だけで百八十度の方針転換を図ることが許されるのか。それこそ曖昧にしていい問題ではない
『日本国語大辞典』で「曖昧」を引けば、「うしろ暗いこと。怪しげな、疑わしいさま」との意味も出てくる。
子どもの自殺 初の実態調査 進路に悩み 1割超 中日新聞トップ記事、見出しである。 20140620
リードには、小中高校生の自殺の背景を調べたところ、11・9%に受験や就職の失敗などの進路問題があることが、文部科学省が初めて実施した児童生徒の自殺に関する実態調査で分かった、とある。
中段見出しに、リケジョ採用3倍に デンソー、来春の技術職 20140620
記事には、トヨタ自動車系の部品大手デンソーは、来年春に入社する女性の技術職の人数を今春入社の三倍に当たる約三十人に増やす、とある。
トップ左に、河村氏、維新と合流せず 減税単独で統一選へ とある。20140620
記事には、地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長は、日本維新の会や結いの党とは合流せず、減税単独で来春の統一地方選に臨む方針を固めた、とある。
その下には、自公、国会閉会後も協議継続 集団的自衛権で 20140620
記事には、安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は十九日、官邸で会談し、集団的自衛権の行使容認をめぐる与党協議を二十二日の今国会閉会後も続けることで一致した、とある。
W杯ブラジル大会は、負けられない一戦 背水日本、ギリシャ戦へ 20140620
記事に、ギリシャ戦に向けた公式練習で汗を流す長谷部(手前右)、長友(同左)ら日本代表イレブン=18日、ブラジル・ナタルで
【ブラジルW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、一次リーグC組の日本代表は十九日午後七時(日本時間二十日午前七時)からナタルでギリシャとの第二戦に臨む、とある。
中日春秋
2014年6月20日
白川静博士の『字通』によれば、実に味わい深いことに、愛という字には「おぼつかなく、ほのか」の意があるそうだ
だから日の光がおぼつかなく、かげるさまを、曖(あい)と書く。昧(まい)の字は「夜明け、暗い」の意。曖昧(あいまい)は「かげって暗い」から「ものごとがはっきりしない」との意味で使われるようになったという
安倍首相は毅然(きぜん)という言葉を好んで使うが、実は曖昧もお好きなようだ。昨年末に強行採決した特定秘密保護法では、「おそれ」と「その他」という言葉をやたらと使った。おそれが二十カ所、その他が三十カ所余。厳しい罰則のある法律に、どうとでも取れる言葉をあふれさせた
そして今度は、海外での武力行使に道を開く集団的自衛権。早々の閣議決定を目指すその原案は、国民の生命や権利が<根底から覆されるおそれ>がある場合、行使を認めうるとの内容だという。「おそれ」という曖昧な言葉が、どんな歯止めになるのだろうか
そもそも政府自身がこの半世紀、集団的自衛権の行使は憲法が許さないのだと、明確に述べてきた。であるのに憲法を変えることもなく国会で熟議することもなく、閣議だけで百八十度の方針転換を図ることが許されるのか。それこそ曖昧にしていい問題ではない
『日本国語大辞典』で「曖昧」を引けば、「うしろ暗いこと。怪しげな、疑わしいさま」との意味も出てくる。