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国語が日本語となったとき

2016-12-21 | 国語と日本語
国語が日本語となった、というのは、なった、つまり過去のことがらとしての言い方であるが、過去のことがらとして書かれた、ということであるが、ここに、そう書いたのは未来のことである。つまり、国語が日本語となったとき、言葉は内からも外からも言語というとらえ方になる、と言おうとする。この表現は日本語でいえば未来の完了時をとらえた、その現在の用法になる。花が咲いた、晴れた、と表現する、確認または発見とされるのは咲く瞬間から咲き終わるまでの確認でもあるし、晴れたというのは、それまでがどうであったかを言わないことになるし、咲き続け、晴れ続けている。いま、その表現をもって、国語が日本語になったとするのは、言語イデオロギーを脱し、国語の発見からすれば、時代の変遷を経て、和語から大和語になるべく、日本語と呼ぶ時代になったのである。和語には漢語が入れられ、外国語を取り入れて、それを国語としたのであったから、その国語は日本語となって、大和語を受け継ぐことになる。


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