20220711 日本と日本人
安倍晋三元総理の遊説中の銃撃事件そして死去という衝撃の中で選挙が行われて与党の勝利に報道は追われている。死んだ安倍氏の映像はテレビ特番にうっすらとあらわれてその影を見る。失った命が政治へのこす足跡を思わせる。出来事の逐一は選挙前々日の繰り返し流れる現場にいた人々のカメラに捉える騒然とした様子に犯行の一部始終があった。
投票日、日曜日の選挙が済んであらかたの結果がわかって、金曜日から3日を経たいまは7月8日という日が歴史事実の日となったことを実感し始める、なぜなのか。いくつもの感慨はこれまでの選挙と投票行動ではなかったことで安倍氏をこれで指導者と呼ぶ時間が途切れてしまった思いと交錯することにあるようだ。
令和の怪事件だと思ったときにテレビ報道の狙撃者の経歴に元海上自衛隊というのがあった。いわば元軍人が元総理を狙う構図であるからおかしなことではないか、日本自衛隊の最高指揮官は総理ではないのか、その上官をターゲットにするような短絡を起こす訓練あるいは教育で想像を超えたかつての昭和の事件のような背景か、というのは行き過ぎだが・・・