降伏した。降服に至るには共同宣言の無視という政府の返答が拒否と受け止められて新型爆弾、原爆の攻撃となった経緯には、降参したと言えば何かが変わったかもしれない。しかし、ずっと国民は降参したと思ってきたのを、そこに無条件降伏のことを受け止めたのだった。終戦は敗戦となる日に時間差がある。
終戦記念日、詔勅で終戦といった。共同宣言を受諾するという。「帝国 . . . 本文を読む
民族同士、異民族、民族紛争など、日本民族という用語に日本的民族となると、学術用語、専門語としての捉え方がない。ブリタニカ国際大百科事典の小項目事典に「日本民族」の解説が見える。また、岡本雅享、日本人内部の民族意識と概念の混乱 福岡県立大学人間社会学部紀要 2011 という論文がある。
> ちなみに、戦前の「日本民族」は、「大和民族」「出雲民族」「蝦夷(えみし)」「アイヌ」「熊襲(くまそ)」 . . . 本文を読む
20220711 日本と日本人
安倍晋三元総理の遊説中の銃撃事件そして死去という衝撃の中で選挙が行われて与党の勝利に報道は追われている。死んだ安倍氏の映像はテレビ特番にうっすらとあらわれてその影を見る。失った命が政治へのこす足跡を思わせる。出来事の逐一は選挙前々日の繰り返し流れる現場にいた人々のカメラに捉える騒然とした様子に犯行の一部始終があった。
投票日、日曜日の選挙が済んであらかたの結果 . . . 本文を読む
2022-06-17 | 日本・日本人
日本人という。日本国籍を有するものの言いである。大多数は日本語を話す人と見える。
日本民族という。これは大和民族の呼称が歴史的経過で用いられる。したがって日本民族というのはない。
日本人にルーツを持つのは分子人類学によって詳細な事実が分析される。
大和民族は日本列島内の戦闘によって勢力を持った。その後は列島に国家を形成して他民族を同化する。
ウイキペ . . . 本文を読む
海外で事件、事故があると外務省の発表では邦人ついての報告はないというふうにニュースが出る。それに巻き込まれた死傷者となった日本人はいないということである。邦人が日本人であることを知るのは在外邦人という日本人が海外にいることを意味する使い方である。それも内なる呼称で別に外国で暮らして自らを邦人というわけではない。異邦人というのは自認するかもしれないが邦人であって異邦人のことを思うという、ややこしい . . . 本文を読む
彼岸会にあるのは、彼岸会の期間中に行う「六波羅蜜行」という仏教の修業のことである。その六とは、
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人のために見返りを求めず良いことをしたり、施しをしたりする「布施(ふせ)」、
自らを戒めながら規律を守り、規則正しい生活を送る「持戒(じかい)」、
苦痛や屈辱を耐え忍び、寛容な心を持つ「忍辱(にんにく)」、
怠けの心に打ち勝ち、目標に向かってひたむきに努力・前進する「精進(しょうじん)」、
心の乱 . . . 本文を読む
自虐とは、自分で自分を痛めつけること。自分を虐めること。虐める いじめる, 苛める いじめる。-虐める 読み しいたげる。苛む さいなむ。自虐行為、自虐ネタ、自虐史観
自虐史観(じぎゃくしかん)とは、太平洋戦争(大東亜戦争)後の日本の社会や歴史学界、教育界における特定の歴史観を批判・否定的に評価する言葉である。 この言葉を使用する論者からの日本の歴史の負の部分をことさらに強調する一方で、正 . . . 本文を読む
建国記念の日、祝休日。紀元節だったもの、そして、建国記念日に、の、がついた、記念日と記念の日とどう違うのか。日本語助詞による語構成の妙である。それにしても、寂しい国である。戦争体験、明治の帝国、日本歴史と、そこについてまわるのは自立した国家のアイデンティティーを打ち消したままの民族である。寂しいと言って、何もないほうが気楽だという状況で、何かを人任せにしている。神話、物語、民族の語りがない。敗戦 . . . 本文を読む
つくづくと日本民族のあたらしもの、好奇心におもうこと、ラグビーに戦略を立て死ぬほどの練習に代表選手をして地獄と言わしめ、なおそれを超えて、挑み続ける姿があるのは、新奇、好奇にほど遠いとしか思えないようだけれど、、まてよ、奇をてらうのではない、ひたむきな行いには奇妙なだけに、日本民族の手にある、そのエネルギーである。伝奇なのである。東京五輪2020に向けてみて、その競技の特性にはラグビーの練習のような、知られぬ思いにある地道な積み重があるからこそ、さまざまな活躍が現れる。 . . . 本文を読む
秋分の日、祝休日。台風が去って大風を痕跡として被害が出る。風速40メートル以上の暴風は思わぬ甚大な災害となる。令和元年は台風の影響が出たようだ。地球温暖化の現象による。6号、10号、15号、17号と、次々と襲う。列島に西、東そして北と、広範囲に爪痕を遺した。 . . . 本文を読む