日本語文法議論2383
象は鼻が長いのである、といえば、どうしてか、と聞くことになるから、それはこれこれこうだから、というように、そこには、この表現についての文章があらわれてくる。象は鼻が長い、と、言い切りで、言い放てば、聞く方では、象は 短いよ、と混ぜ返しができそうであるし、もっといえば、長くも短くもない 小さい とでも言いだすことになる。
学説の例文といっても、すべてがそうだというのではないので、2382タイトルは言い過ぎだったと反省して、気づいた、その例文とは、
象は鼻が長い と歌っている
と、言うときの、省略された表現にしてしまっているということであって、
象は鼻が長い
と、一般に通用するような、ましてこの議論で代表する、ーはーが構文のようになっている。
学説の議論のうちではこれを文例とするほかに、6例文がある。
196010301版 象は鼻が長い 72版改訂増補5版 9ページによる
提題を無題にする、無題化の説明で、そのトップに挙げている文例は、これだけではなさそう、その文章を単位にした文例と見直した方がよさそうである。といっても、この学説を受け入れて議論が行われてきているので途方もないことになってしまう。
いったいに言語学の議論といい条、理屈があっり合わせて議論と推論をすることになるという、実証の論理に異なることがでてくる。
それでも、著述の議論の進め方には著者の文章があって、それは産出例文に対して議論の思索の内にある。わかりよく言えば、象は鼻が長い、と判断する文章がある、その文章は例えば童謡の流行になぞらえることができて、その無題化には、鼻が長い象 鼻が長くある象 という文の転換があるのである。しかし、実際には、長い鼻の象 であって、童謡になると、象は 長い鼻デアル と歌っている となる文例なのである。
すなわち、象は鼻が長いよと言っている、この例文を考えるべきなのである。著者の場合は、象は鼻が長いと考える、とでもなろうか。