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ふることの記

2013-08-15 | 日本語百科
日本語百科  ふることの記

ふる こと 古事 を、あてて、故事、古伝承の意味を持つ。よのふること という例が源氏物語に見える。
あるいは、ふる こと には、古言、古語をあてて、伝えてきたことばに用いている。*書紀〔720〕敏達一〇年閏二月(北野本訓)「子々孫々〈古語(フルコト)に云はく、生児八十綿連(うみのこのやそつつき)という〉」 用例は、日本国語大辞典による。以下同じ。

古事記と書目になった。序に712年、和銅5年に太朝臣安萬侶おほのあそみやすまろ、太安万侶によって献上された。上つ巻、序神話、中つ巻、初代から十五代まで、下つ巻、第十六代から三十三代までを記す。ただし写本は伊勢本系統の1371年、南朝、建徳2年、北朝、応安4年から1372年、南朝、文中元年、北朝、応安5年にかけて真福寺僧、賢瑜によって写された。

真福寺本古事記三帖、国宝  その他は写本は卜部本系統に属し、祖本は卜部兼永自筆本、上中下3巻。室町後期写である。江戸時代、本居宣長による全44巻の註釈書、古事記傳は、古事記研究の古典であり、厳密かつ実証的な校訂は後世に大きな影響を与えていると、ウイキペディア解説がある。
ふることぶみ は、古事記の訓読みで、本居宣長が提唱した読み方をいう。

*古事記伝〔1798〕一「さて日本紀をば、夜麻登夫美(やまとぶみ)と訓(よ)むを〈略〉されど彼の夜麻登夫美の例に傚(なら)はば、布琉許登夫美(フルコトブミ)とぞ訓(よま)まし」


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