http://www.acras.jp/?p=1298
アクラス研修「『チュウ太の虎の巻』~介護・看護の日本語における「チュウ太」のおいしい使い方』のご報告
kazushimada 2013年4月15日
>「リーディング・チュウ太」が誕生したのは1999年、日本語教育現場では、読解学習においていろいろな形で「リーディング・チュウ太」を活用してきました。何よりも無償であること、学習者にとって使いやすさを追求したソフトであることが、最大の魅力でした。
「リーディング・チュウ太」にやがて「チュウ太のWEB辞書」が搭載され、2011年には、そのWEB辞書に「介護福祉士をめざす外国人候補者のための「ミニ辞書」」が搭載されました。
「リーディング チュウ太」の語彙チェッカーを使って語彙調査をし、「介護単語808」を作り上げたのです。これは、全16回の国家試験問題を分析し、16回以上使われていた語(1,146語)から初級以外の語をのぞいた語=808語という結果をもとに生まれました。
http://language.tiu.ac.jp/castel99.pdf
語彙チェッカーを用いた日本語教科書の分析
Analysis of Japanese textbooks using the "Vocabulary Level Checker"
川村よし子(東京国際大学)
>
語彙チェッカーを用いて判定した。
対象とする教科書は、
1)日本で出版された 図5 テキスト全体に占めるレベル別語彙含有量(延べ語数)もの、2)日本の大学への進学希望者を対象とした日本語教育の現場で用いられているもの、3)読解教材のあるものを基準に次の教科書を選定した。
初級 国際交流基金日本語国際センター『日本語初歩』
文化外国語専門学校編『文化初級日本語ⅠⅡ』
海外技術者研修協会『新日本語の基礎』
名古屋大学総合言語センター日本語科編『 』 A Coursein Modern Japanese
中級 国際交流基金日本語国際センター『日本語中級』
東京外国語大学留学生日本語教育センター『中級日本語』
名古屋大学総合言語センター日本語科編『現代日本語コース中級ⅠⅡ』
上級 東京外国語大学付属日本語学校編『日本語Ⅲ』
データとしては、初級に関しては本文、 、 中級・上級に関しては読解教材部分を対象とし級ごとに最初・中央・最後の部分を選んだ。
曇り、雪のような
2009年01月11日12:13
曇り、冷たい日、そして晴れた
寒さが大陸からやってきた
連休、成人の日は明日
15日の小正月を区切る日だったが
正月15日を元宵節、もっとも旧暦だから、いつになるか
そのいわれには
>農暦正月十五日は元宵節である
上元節、灯節とも称され、祭日には古代中国の漢文帝、紀元前179年―紀元前157年、が周勃氏により諸呂の乱を平定した正月十五日を記念してこの日を元宵節と定めた
元宵節の縁起には諸説があり定かでない
春節から数えて15日目
2009年は1月26日から、最初の満月の日
旧暦のお正月の締めくくりの日
中国語の発音は、yuánxiāo
元宵節は道教の三元信仰
1月15日上元、7月15日中元、10月15日下元
灯籠を掲げて仏を祭る仏教上の習俗が混交
そのため灯籠節とか上元節とも呼ばれ
夜になると、多くの都市では灯籠祭を催し
色とりどりに美しく飾りつけた灯籠を飾りつけ
このお祭りは西暦1世紀ごろから現代に伝わる
元宵節の夜には、色とりどりの灯篭を掛けたり、もち米から作られた元宵を食べたり、飾り提灯に書き張られたなぞの文句を解き明かしたり、花火を楽しんだりする習わしが伝えられている
とりわけ、団らんの発音に通ずる元宵は一家団らんとの願いが込められ、人々の何よりもの美味となった
元宵節には、元宵、という団子を食べ、元宵、湯圓(汤圆∶tāngyuán)とも呼び
春秋時代の終りには、元宵を食べる習慣があった
当時は粘り気のある、白いかゆ状のもの
後に、お湯の中に浮かんだ、甘いあんの入ったもち粉の皮のお団子に変わっていった
満月のように丸く、銀元、昔のお金のように白い湯円には、団らんの意味があり、幸福の象徴
http://japanese.china.org.cn/japanese/29590.htm
元宵の詩
元宵の佳節には、万民が喜びを共にし、詩人たちも盛んに詩を詠じたので、たくさんの詩が残されている。唐の蘇味道に『正月十五夜』という詩があるが、元宵のきらびやかな情景を、あますところなく詠じている。
火樹銀花合 火樹と銀花は一つに合わさり
星橋鉄鎖開 星の橋は鉄の鎖を開く
暗塵随馬去 暗夜は群馬に随って去り
明月逐人来 明月は人に逐って来たる
遊妓皆儂李 遊妓は皆儂李にて語りあい
行歌尽落梅 その歌声は梅花を落とせり
金吾不禁夜 この金吾の禁じざる夜に
玉漏莫相催 玉漏よ催すこと莫れ
(大意――華麗な灯篭と花火は一つにあわさって、まるで天の河が鉄の錠を開いて、星が舞い降りてくるようである。暗い夜は早馬に乗ったように消え去ってしまい、明るい月が人々に伴ってやってきた。遊びさざめく歌妓たちはみな江蘇や浙江の言葉で話しあっており、彼女たちの美しい歌声は梅の花をもしぼませてしまう。この衛士が戒厳をといた夜に、時を計る水時計よ、あまり早くしたたらないでおくれ)
宋の欧陽修の『生査子・元』も良い詩である。
去年元夜時 去る年の元夜の時
花市灯如昼 花市の灯は昼の如くなりき
月上柳梢頭 月は柳枝の頭にかかり
人約黄昏後 人は約す黄昏の後
今年元夜時 今年の元夜の時
月与灯依旧 月と灯は旧じ依れど
不見去年人 見えず去年の人
涙湿春衫袖 涙は春衫の袖を湿らす
(大意――去年の元宵の夜、花市の灯篭は昼のように明るかった。月は柳の枝の先にかかり、人は黄昏のあとに会うことを約束した。今年の元宵の時、月も灯篭も去年と同じなのに、ただ去年の人は見えなかった。悲しみの涙は春着の袖をしとどに濡らした)
ウイキペディアでは
>旧暦の正月を祝う風習は文献資料で四千年以上前にさかのぼることが出来る。古代中国の王であった舜は、臣下を率いて天を祭祀した記録があり、これが春節の起源とされるが、前漢武帝の時代以前は元旦の日付が統一されていなかった。夏代は夏暦の元月を正月としていたが、殷代になると夏暦の十二月を正月とされ、周代になると十一月を正月、秦代になり十月を瑞月(始皇帝の嬴政の名諱により同音の「正」を「瑞」に改めた)とした。前漢の武帝の代に行われた太初改暦の際に夏暦の元月を正月に定められ、それは清滅亡まで続いた。
さて、この連休
毎年、成人の日を変えることに
国民の祝日に関する法律では、おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます、ことを趣旨
>1948年公布・施行の祝日法によって制定された。制定から1999年までは毎年1月15日だった。成人の日を1月15日としたのは、この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたことによるといわれている
>ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月第2月曜日、つまり、その年の1月8日から14日までのうち月曜日に該当する日に変更された。そのため元々の1月15日には法律を改正しない限りやってこなくなってしまった
* 1月8日 - 2001年、2007年(2018年、2024年、2029年、2035年、2046年)
* 1月9日 - 2006年、(2012年、2017年、2023年、2034年、2040年、2045年)
* 1月10日 - 2000年、2005年、(2011年、2022年、2028年、2033年、2039年、2050年)
* 1月11日 - (2010年、2016年、2021年、2027年、2038年、2044年、2049年)
* 1月12日 - 2004年、(2009年、2015年、2026年、2032年、2037年、2043年)
* 1月13日 - 2003年、(2014年、2020年、2025年、2031年、2042年、2048年)
* 1月14日 - 2002年、2008年、(2013年、2019年、2030年、2036年、2041年、2047年)