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力士に☆彡ネーム

2014-07-12 | 新日本語百科
キラキラネームと入力したら、☆彡というふうに変換をした。
ほかにも、キラ☆キラとなったり、☆ミ、これは☺ネームである。

それが、力士にもそのような、しこ名が登場したというニュースだ。
名古屋場所番付に、宇瑠虎太郎とあるようである。

記事によれば、2013年の1月場所からだそうで、式秀部屋から、爆羅騎源氣 ばらき・げんき 光源治晴 ひかるげんじ・はる が峰崎部屋から、さきの式秀部屋から桃智桜五郎丸 ももちざくら・ごろうまる と、いまさきの、宇瑠虎太郎 うるとら・たろう 、立浪部屋で、豊乃浪祐貴 とよのなみ・ゆうき が、天空海翔馬 あくあ・しょうま に改名するという。

この読みは何だろうとは、力士のしこ名ではよくあったようなことだが、あらたにくわった流行のようでもある。
しかし、相撲部屋では、その流行前に、このような名前を付けて、発奮してもらおうとしていたらしい。

力士名を番付表に、のぼりに見ることになるが、呼び出しはどのように声を張り上げるだろう。
ひぃがぁーしぃー、うるとらたろー、うぅるっぅぅとぉおらぁぁたあろおおおお







角界にも「キラキラネーム」? 伝統の国技でなぜ
2014/7/9 6:30日本経済新聞 電子版

> 漢字を当て字のように用いてアニメや漫画などの登場人物や外国人のような名前に読ませる、いわゆる「キラキラネーム」。子どもの名前に増えているようだが、実は最近、角界にもこうした一風変わったしこ名の力士が相次ぎ登場している。伝統が重んじられるはずの国技の世界で、いったいなぜこうした現象が起きているのだろうか。

2013年1月場所から続出

大相撲名古屋場所の番付表に載っている「宇瑠虎太郎」

 「キラキラネーム」は明確に定義されたことばではないが、一見しただけでは読めないような当て字や、外国人によくある名前を強引に日本の漢字に当てはめるなど、一般的に奇抜と思われるような名前を指すことが多い。

 そんな異色のしこ名の力士が立て続けに登場したのは、2013年の1月場所からだ。式秀部屋から爆羅騎源氣(ばらき・げんき)が初場所を踏んだのを皮切りに、同年3月場所には光源治晴(ひかるげんじ・はる)が峰崎部屋から登場。その後も、式秀部屋から桃智桜五郎丸(ももちざくら・ごろうまる)と宇瑠虎太郎(うるとら・たろう)が、立浪部屋では豊乃浪祐貴(とよのなみ・ゆうき)が天空海翔馬(あくあ・しょうま)に改名するなど、昨年から今年にかけて個性豊かなしこ名が数多く誕生した。

 そもそも力士のしこ名は、どうやって付けられているのか。

厳密なルールはない

 力士のしこ名は通常、部屋の親方や、力士が世話になった関係者などが相談して決める。しこ名が決まれば日本相撲協会に「改名届」を提出し、番付編成会議で認定されれば、晴れて正式なしこ名になる。

 最も一般的な名付けの仕方は、「部屋に伝統の1字をもらう」というものだ。たとえば佐渡ケ嶽部屋の力士はみな「琴」の一字をしこ名の頭に冠している。ほかにも春日野部屋は「栃」、九重部屋は「千代」……といった具合に、しこ名を見ればその力士が所属する部屋がわかるケースも多い。

 しかし意外なことに、日本相撲協会ではしこ名付けに関して厳密なルールを設けてはいない。使ってはいけない文字や字数の制限などもなく、唯一のタブーは、既にいる力士としこ名をかぶせることくらいだというのだ。

 それなら「キラキラしこ名」は昔もあったのではないかという疑問が浮かぶ。確かに、「キラキラしこ名」は必ずしも最近になって急に登場したわけではない。歴史をさかのぼると、明治時代には「自動車早太郎」「電気燈光之助」「猪シ鍋吉」「三毛猫泣太郎」――など一風変わったしこ名の力士が存在したこともある。

命名由来は大ファンのアイドル

ウルトラマンタロウの必殺技「ストリウム光線」の発射ポーズをとる式秀部屋の(左から)桃智桜五郎丸、式秀親方、宇瑠虎太郎

 ただ現在のように相次いで登場するようになったのはなぜなのか。その背景を探るべく、3人の力士の改名を担った式秀部屋親方、元北桜の式守秀五郎さんに話を聞いてみた。すると意外な答えが返ってきた。

 式秀親方は、命名したときにはキラキラネームの存在を知らなかったというのだ。「なんとか力士のやる気を引き出してやりたい」との一心で付けた名前が、結果的にキラキラネームと呼ばれる名前になってしまっただけだという。

 桃智桜の場合はこうだ。命名の由来は、桃智桜がアイドルグループ「Berryz工房」所属の嗣永桃子さん(通称ももち)の大ファンだったから。力士の好きなものをしこ名に取り入れることで、相撲への前向きなモチベーションを呼び起こせるのではないかと考えた。

■改名で戦績アップも

 一風変わったしこ名の名付けの背景には、親方独自の哲学がある。式秀親方は言う。「今はもう終戦直後のようなハングリー精神に満ちた時代ではない。竹刀でしばき倒して厳しく指導しても、現代っこの力士はついてこられない」。指導を厳しくするよりも、力士が自ら相撲を好きになることが前向きに勝利を重ねていくことにつながるのではないか、という考えだ。

 当の力士たちはどうか。桃智桜は「(改名をしたことで)まるで初土俵を踏むような気持ちになった」と語る。改名を機に、気分を一新すべく、スマートフォンのケースと眼鏡をピンク色に新調した。おとなしく控えめな性格の桃智桜がそれまで身に着けたことのない色だった。

 改名はインターネット上で話題になり、改名前にはいなかった新規のファンから声をかけられる機会も増えた。「ももちのファンクラブに番付表を送ったり、名前が縁となって実際にももち本人にお会いして激励の言葉をいただいたりと、今まで考えられなかったようなことが起きた」と桃智桜。しかも、改名後は3月場所、7月場所と相次いで番付表の自己最高位を更新した。

 式秀親方を筆頭に、部屋の伝統などを重視するよりも、本人の個性を重んじてしこ名を付ける親方は増えつつある。

 峰崎部屋の光源治は、読みの音だけを聞くと紫式部の「光源氏」をほうふつとさせるが、実は力士の父(光治)や弟(光)の名前と実家の酒販店「げんじ商店」とを組み合わせた名前だ。立浪部屋の天空海も英語の「AQUA」ではなく、入門時に親方が考えた「阿久亜」の読みに上昇の願いを込めた天の字と、地元・茨城県大洗の空と海とをあてた名前。いずれも伝統に縛られず力士の出自や個性を重視したネーミングだ。

活躍する「キラキラしこ名」の力士(主な例)
爆羅騎源氣
(ばらき・げんき) 本名は伊藤爆羅騎。父が「強い人間になってほしい」との願いを込めマフィア映画「バラキ」から命名。兄は三段目の羅王丸希望(らおうまる・のぞむ、立浪部屋) 式秀部屋
2013年1月場所から
光源治晴
(ひかるげんじ・はる) 弟や父の名前から「光」を、実家の酒販店「げんじ商店」から源治をとって峰崎親方が命名。下の名前は本名「治」から音をとり、漢字の重複を避け「晴」に 峰崎部屋
13年3月場所から
宇瑠虎太郎
(うるとら・たろう) 小柄だが俊敏な動きで相手を翻弄する相撲が得意。ウルトラマンタロウを見習い「3分間動きまわって勝機を見つけてほしい」との願いから 式秀部屋
13年11月場所から
天空海翔馬
(あくあ・しょうま) 元豊乃浪。成績に波があったので「浪」をとる改名。入門時に師匠の立浪親方が考えた「阿久亜」の読みを生かし、上昇の願いを込めた「天」と古里の大洗をイメージした「空」「海」をあてた 立浪部屋
14年3月場所から

人気復活へ、業界の思いも

 「キラキラしこ名」が相次ぎ登場するようになったもう一つの背景として、相撲界全体の時流の変化との指摘もある。

 相撲博物館の中村史彦さんは「相撲は見てくれる観客がいなければ成り立たない。より多くの人にファンになってもらいたい、注目されたいという気持ちから工夫を凝らしたしこ名を付けるようになったのではないか」と推察する。

 伝統を重んじる風潮が根強かった相撲界だが、八百長問題などをきっかけに、相撲界全体が伝統重視の考え方から人気重視への考え方にシフトしつつあるのかもしれない。中村さんは「相撲人気を取り戻したいという思いからか、しこ名で注目を集めようとする気風が復活しつつあるようだ」と話す。

 ウルトラマンタロウに由来する宇瑠虎太郎のしこ名にも、こうした相撲界の人気復活にかける思いがみてとれる。宇瑠虎は式秀親方が長年温めていたしこ名で、「子どもに相撲に興味をもってほしい」との願いが込められている。体重65キロの小柄な宇瑠虎の活躍に、本人も「ウルトラマンは昔から子どもを中心に人気があるし、喜ばれているのかな」。式秀部屋には近く、桃智桜や宇瑠虎の後輩にあたる新弟子も入る予定で、親方は「育盛義洋(そだちざかり・よしひろ)」というしこ名を既に考えてあるそうだ。

 子ども向けに相撲を指導するクラブを開く構想も持っている。「部屋の所在地、茨城県龍ケ崎市にちなんで、ウルトラドラゴンという名前を考えている。最初は『名前がかっこいいからちょっと見てみよう』という軽い気持ちでいい。子どもに相撲に対する興味を持ってもらいたい」と式秀親方は語る。

 7月13日からは名古屋場所が始まる。難しい話は抜きにして、キラキラしこ名力士の活躍に注目するなど、名前から入る相撲の世界も案外新鮮でおもしろいかもしれない。名前に興味を持ったら、次は土俵上の真剣勝負の世界へ一歩足を踏み入れてみてはいかが。(山本紗世)



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