millennium ミレニアムは千年紀のこと、この語からミレニアルズと言う世代の命名があるようだ。朝日新聞記事、ワールドけいざいに掲載されている。米消費の新潮流、20代中心の新世代、買いはネット、健康志向とある見出しは、ちぐはぐのようでもある。その特徴に、保有よりも共有とあり、車は共有で十分というわけだが、それが経済の動向を見るポイントのような書きようである。この世代はスマフォを用いての情報とネット購入の世代となる。となると、1980年代から2000年代に生まれて20代が中心となる。そこで検索をかけたら、ジェネレーションYの項目でヒットした。インターネットに親しんだ、というよりは、それを用いての成長期という経験はこれまでの価値観と異なることが予測されて、新年紀の世代ともなるわけだ。自分のブランドを持ち、買い物を店に行ってするようなことはほとんどしない、その買い物の評価もネット情報によっている。
. . . 本文を読む
ご苦労さん ご苦労様 ご苦労 苦労をかけた 苦労であった ご苦労なことで この語を目上の人に使わないと説明をするようになった。どうも、ただ目上の人にということではない用法がこの語にはある。
. . . 本文を読む
セクストーションとは、 sex 性的な extortion脅迫 を組み合わせた造語である。海外での事例報告は、① 2013年1月、米国。複数の女性の電子メールや Facebook のアカウントを乗っ取るなどで、ヌード写真を検索して不正に入手し、「Facebook に写真を投稿する」と脅迫して逮捕された。② 2013年11月、米国。女性が所有するパソコンに搭載されたWebカメラを遠隔操作してヌード写真を盗撮し、「写真をネット上にばらまく」と脅迫して逮捕された。③ 2014年5月、フィリピン。主にフィリピン国外在住の高齢男性を標的としてSNSを通じてプライベートな動画のやりとりを持ちかけ、入手した動画を「家族や友人にばらまく」と金銭をゆすり取っていた犯行グループ58人が逮捕された。http://blog.security.biglobe.ne.jp/201412/article_2.html >特定の相手に写真や動画を渡すことは、インターネットに公開することと同じという認識を持つことが重要です。また、データを所有しているだけでもウイルス感染等により外部に流出する可能性も考えられます。インターネットに公開されて困るような写真や動画は、そもそも撮影しないことが賢明です。 . . . 本文を読む
女子高生の新語2014を、めざましテレビのコーナーでやっていた。じわる これは、じわじわ来ることだそうだ。り この一文字で、了解を表す、ラインで使う語のようだ。ナウしか 連想すると、いましか となるが、いましかない、という意味で、告白のチャンスを言う。秒で というのがあって、すぐに駆けつけるとか、到着するとか、秒速で行くと言うような、と思っていたら、3分ぐらいかなとも。ほかに、ガンだ イケ化 リア充など。となっていて、このリア充用語というのに、説明によれば、概念自体は2005年頃に2ちゃんねるの大学生活板で成立しリアル充実組と呼ばれていたが、2006年初頭に今のリア充の形として使われ始めた、とあり、その後2007年夏頃からブログやtwitterでも流行した、とウイキペディアに載せる。現実の生活が充実している人物、の意味であるのか。インターネットスラング、若者言葉として、その内実には、>リア充とみなされる行為には、ホテルのスイートでのパーティー、合コン、クルージングや屋形船、海水浴、クリスマスやハロウィン、スノボ旅行、バーベキューなどがある ようだ。
. . . 本文を読む
ダメよ~ダメダメ、集団的自衛権、ありのまま と、言いたげな、ユーキャン新語、流行語大賞2014が恒例の12月1日の発表となった。アベノミクスにつづく、政府用語、お上の風潮である。受賞者辞退と挙ってはやし立てる。 >この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。 >集団的自衛権
受賞者辞退
不法な侵害を受けた国家と密接な関係にある国家が、共同して防衛に当たる権利。この言葉は「しっかりと、丁寧に説明」という表現とセットになって使われた。しかしいくらアベさんに説明されてももう一つはっきりしないままの状況が続いた。集団的自衛権という用語は30数年前の『現代用語の基礎知識』からすでに収録されており、ずっとそれは現憲法下では「違憲」だと紹介されてきた。それが今年、安倍政権の下でいきなり解釈を変更されて、限定容認だが、その行使が可能となったのだから、これは大事件だ。
文化庁の「国語に関する世論調査」で「***的には」は“ぼかし言葉として若者層に広がっている”と指摘されたことがあるが、「集団」と「自衛権」をつなぐ「的」がどこか煙にまくような機能を果たしているのと無関係ではなかろう。 . . . 本文を読む
おおさむこさむ 山から小僧が泣いてきた なんといって泣いてきた 寒いといって泣いてきた おおさむこさむ おおさむこさむ 泣いてきたか、やってきやか、飛んできたか、寒気団が冬型気圧配置に襲うに、ぴったしの歌か・・・ネット流行語大賞の投票結果が出た。 STAPさいぼうはありま~す ンァッ! ハッハッハッハー! この日本ンフンフンッハアアアアアアアアアアァン! アゥッアゥオゥウアアアアアアアアアアアアアアーゥアン! コノヒホンァゥァゥ……アー! 世の中を……ウッ……ガエダイ! ダメよ~、ダメダメ! いずれもインパクトが強い2014だ。ここで受賞者が、 小保方晴子 野々村竜太郎 日本エレキテル連合 と並ぶのも、世相だと感じさせる。 . . . 本文を読む
ミライが発表になったMIRAIと表記する。と杜た自動車のブランド名だから通用するのはこのローマ字だろう。究極のエコカーという触れ込みで、加速性能が優れているしようにした。時速100キロを出すのに、9.6秒だと言う。燃料電池車、FCVとは、Fuel Cell Vehicle、搭載した燃料電池から水素又は改質水素を燃料とし、空気中の酸素を反応させて発電して電動機を駆動する車両のことである。この説明で、走行すると水だけを排出する。4キロ走って水を240ミリリットルを輩出する、と試乗レポートは解説する。実は一酸化炭素を、車載用に水素を作るときに製造してしまう。さてそのコストは走る燃料としてはガソリン車の10倍超だともある。値段については723万6千円と、庶民の手の届かないところ、こんなふうにミライなのだと思わざるを得ない。補助金を国が出すとして、521万6000円になる。いまのところ燃料ステーションは4大都市圏にだけ設置される。ホンダファンのわたしとしてはホンダ車FCVに関心があるのであるけれど。 . . . 本文を読む
持続可能な開発のための教育という。その世界大会が10日より、3日間の予定で行われる。ESD と略している。Education for Sustainable Development は、>プログラムと関連文書 3日間にわたって開催される世界会議では、閣僚級会合と全体会議のほか、ワークショップが予定されています。 サイドイベントはステークホルダーがESDプロジェクトやプログラムを発表する場となります。展示では、ステークホルダーやパートナーによるESDの成功事例が一堂に介します。 . . . 本文を読む
音読に対して群読となれば、それはどういうことか。一斉音読とは違う。群読指導、群読観なるものもあるようだ。聞き手、聴衆の情動に感化的に訴えかけたり、美的に芸術的に感受するという説明があるので、これはなに、である。ひとり読み、ナレーターを引き立てようとも説明があって、そう言えば朗読がある、音読、朗読はわかるとしても、群読とは何だろう。朗読は、小学生が高学年で表現領域の中で指導するようである。そうすると、朗読になにがしかの芸術性を与えるなら、群読は複数の音読でそれが朗読であることなのか、と、思い至る。辞書には、それと違った、大勢が分担して読むとの解説もある。そう言えば、さらに、小学校の学芸会などの、朗読劇に取り入れられた読み方がある。しばらく検索してみると、日本群読教育の会があって、群読は分読とする技法のようである。声を出すことは表出の行為であり、それを台詞に載せると、演劇ともなるし、ただスピーチをすれば、個人の演説でもある。それを集団読みにして、演出し脚色を加えようとする読みは、どのような効果があり、また害があるのであろう。 . . . 本文を読む
役割語は位相言語か、位相集団を対象とした言語研究は言語現象の事実を分析した。それについては語彙に顕著にその成果をとらえる。位相語と称する。位相言語はその位相語と位相語が混在して言語現象に現われたときの見方を与える。集団が異なって位相語のままにコミュニケーションをしようと思えば、位相語はおそらく通じないだろう、集団内の言語使用であるからだ。その集団を規定するような語彙としてだけでなく、文法現象、言葉遣いにまで及ぶと、それはまた方言的なとらえかたをする様相を帯びてくる。位相言語をもって集団間を特徴づけることができても、そこから生まれた言葉遣いが位相のままに日本語となることは、一方で共通語なり、共有する言語の現象をもとめ、その位相差を解消することになる。つまり位相語は位相でなくなり、位相言語は一般使用となってくる。それを役割において、言語使用を規定する、あるいはその使用者を位置づけようとすることは、言語の階層または言語の階級を認めていこうとする動きになる。 . . . 本文を読む