金魚日和

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ハンバーグとフォアグラ

2012年10月02日 | 料理・食べ物

【無関係に、イチジク
Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED


靴下を脱ぐ方法には、
【1】ツマ先をツマみ、
   靴下の繊維質がフクラハギの皮膚を程良くこする快感に酔いしれながら引っ張って脱ぐ
【2】フクラハギにしがみついているゴム編み部を掴み、
   ツマ先めがけて一気にズリ下げる破壊衝動にうち震えながら脱ぐ
という2つの方法がある。

小学生時分は、上記【2】を改良した
【3】フクラハギにしがみついているゴム編み部を、
   アシに沿ってクルクルと巻き込みながらツマ先めがけて一心不乱に進む
という脱ぎ方に凝っていた。

この書き方でもお分かりいただける通り【3】の脱ぎ方には、
【1】、【2】に見られるような“脱ぐ事自体の快感”は、無い。

何が『お菓子』と『遊び』と『特撮ヒーロー』にしか興味が無いアホ小学生を虜にしていたかと言うと、
脱ぎ終わった形状が『丸くて平べったい、なんとも言えず良い形』だったのだ。
※「形状がよくワカラナイ」という方にわかりやすく説明すると、使用前のコンドームの状態です
  

当時は『丸くて平べったい靴下』の事を、
“自分が知っている/食べたことのある最高の贅沢品”の代名詞に倣い『偽マルシンハンバーグ』と呼んでいた。
将来大金持ちになったその時は、
純白のメルセデス/プール付きのマンション/最高の女と/ベッドで本物マルシンハンバーグ
だと心に誓いながら、偽マルシンを眺めていたものだ。
  

先日帰宅すると、いつものようにmy妻にmy娘(小6)が怒られていた。
その日の怒られポイントは『洗濯物をたたまず引き出しに仕舞っている』こと。
まぁ、よくある事だ。

次の展開として、その矛先が自分に向けられる事は解りきっている。
部屋に入るが早いか、自分も『自分の洗濯物は自分でたたまんかいヴォケ!大会』に参加した。


この時、三者間の緊張を和らげる為に、
たたんでいる洗濯物を利用して『偽マルシンハンバーグ』を作ることを思いついた。
父「ジャジャーん!コレはナンでしょう!」
妻「…は? …靴下でしょ?」
娘「ハンバーグ!」
父「ピンポンピンポーん!正解です!庶民の味方ハンバーグ、みんな大好きハンバーグ!でした^^」
的なアットホーミングでハートウォーミングな空間が出来上がることを夢みて。
 

父「ジャジャーん!コレはナンでしょう!」
妻「…は? …靴下でしょ?」
娘「・・・フォアグラ?」
  


結論:父さん フォアグラなんか2回しか食べたことないぞ?