Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
来年のことを言うと鬼が笑うらしい。
半信半疑で「…来年は新しいレンズが欲しいなぁ」、
なんてことをmy妻に言ってみたところ、鼻で笑われた。
昔の人は侮れない。
さて。
ここに来て、デジイチのフルサイズ化が一気に進みそうな勢いである。
廉価フルサイズ機の先陣を切った『Nikon D600』と同時期に、『Canon EOS 6D』、『SONY α99』が発表された。
またデジイチカテゴリーからは外れるものの、ソニーからは『フルサイズ・コンデジ(DSC-RX1)』も発売される。
この流れからすれば、
近い将来、各社から“より価格/操作性がこなれた『フルサイズ・エントリー機』”が出て来るのは疑う余地が無いだろう。
「解像感がー」とか「ボケがー」なんて理由をつけて選択するまでも無く、
『…デジイチってみんなフルサイズじゃないんですか?』という時代が来るのかもしれない。
そこで問題になって来るのは、
現在APS-Cサイズのカメラを所有しているライトなマニアは“いつフルサイズへ移行すれば良いのか”、だ。
《そんなもん、自分の財布と欲求に任せて各自で決めれば良い》。 もっともである。
だが一行たらずで正論を掲げられては、ここまで書いて来た努力が水バブルである。
冒頭の実験~おそるおそる鬼に近づき命がけで諺の検証をしてみた~も無駄になってしまう。
なので、そんな正論は無視し、
『2013年ニコン・デジイチ福袋』を予想してみることで、移行時期を考える際の材料にしてみたい。
『福袋の中身』の傾向がわかれば、
《今後、ニコンは『フルサイズ機/APS-C機』をどのように位置づけて販売して行くのか》が見えて来るかもしれない。
たぶん見えて来ないと思うけど(ぉい
そんなわけで、3ヶ月先に売りに出される福袋の中身、大予想◎
12月27日追記:最新の予想はコチラ
※ ※ ※
昨年販売されたデジイチ福袋は、アウトレットショップ限定の物を含め6種類。
それぞれの主な内容は:
【 5万円コース】D5000ダブルズームキット
【 7万円コース】D5000レンズキット(18-55mmVR)、コンデジ1台
【 10万円コース】D90レンズキット(18-105mmVR)、コンデジ1台
【 20万円コース】D7000、ズームレンズ2本(16-85mmVR、70-300mmVR)、バッテリーグリップ1台、スピードライト1台
【100万円コース】D3X、F2.8ズーム3本、スピードライト1台、コンデジ1台
【200万円コース】D3X、F2.8ズーム3本、単焦点望遠レンズ2本、スピードライト1台
仮に今年もこの6種類が販売になるとすれば、…こんな感じか?:
【 5万円コース】D3100ダブルズームキット(18-55mmVR、55-300mmVR)
【 7万円コース】D5100レンズキット(18-105mmVR)、廉価単焦点1本
【 10万円コース】D7000レンズキット(18-105mmVR)、バッテリーグリップ1台、スピードライト1台
【 20万円コース】D7000レンズキット(18-200mmVR)、望遠ズーム2本、バッテリーグリップ1台、スピードライト1台
【100万円コース】D4、F2.8ズーム3本、スピードライト1台
【200万円コース】D4、F2.8ズーム3本、単焦点望遠レンズ2本、スピードライト1台
どこかに『Nikon 1(V1/ J1)』や『D3200』が入って来るのかも。
【7万円コース】を廃止して【10万円コース】にD5100のラインナップ、
新たに【50万円コース】を新設して、D800のラインナップを組んでみても面白そうだなぁ、、、。
…結局は予想して楽しんでいるだけじゃないのか、という気がしないでも無いが、
こうやってあらためて見てみると、そうそう簡単にはAPS-C規格を見捨てるわけにもいかなさそうだ。
本体より先に『APS-C機専用レンズ(DXレンズ)』の開発・発売が止まると思うのだが、その時がAPS-C終了フラグとなるのだろう。
見捨てられはしないが開発のメインはフルサイズに移る。
『フルサイズで選び放題』となっていそうな2~4年後までもう少し様子見、なのかなー。。。