昨日の続き、村山聖の写真だ。きょとんとした表情で、あどけなく上を眺めている。私が何か言ったのだと思うが、本当に珍しい、リラックッスした雰囲気の一枚である。ある意味で、村山君は人を煙に巻くのが得意だった。本音は決して見せず、人によって対応が違っていたと思う。「都合が悪いときは、師匠のせいにしてごまかせばいいんだ」私はそう指導?した。
心の奥深くは、師匠にすら見せない頑なな面もあった。ひとりで生きていく、これほど徹した男はいなかったかもしれない。
心の奥深くは、師匠にすら見せない頑なな面もあった。ひとりで生きていく、これほど徹した男はいなかったかもしれない。