電話機がとうとう調子が悪くなった。金太郎が受話器をいじって落とすたびに心配はしていたが・・困ったものだ。受話器を代えるか、電話機を代えるか、これからの対策が悩ましい。
電話がかかるたびに、受話器のコードを持ち直し、何とか対話ができる。でも世の中で、金太郎の受話器の悩みくらいならまだましなようである。
「きんちゃん、げげげげげのげ、きんちゃんオウ!」ますます金太郎ははっきりさしゃべるようになった。
電話がかかるたびに、受話器のコードを持ち直し、何とか対話ができる。でも世の中で、金太郎の受話器の悩みくらいならまだましなようである。
「きんちゃん、げげげげげのげ、きんちゃんオウ!」ますます金太郎ははっきりさしゃべるようになった。