金太郎が私の箸に噛み付いて離さない。この箸は屋久杉なのである。結局無理やり取り上げたのだが、箸を少し食いちぎられてしまった。この木の破片を口ばしでもて遊んで(食べるわけでない)ガリガリ砕いてポトポト落とす。
金太郎が来てから物への執着が減ってきたかもしれない。どんなに大事なものでもあっという間に食いちぎられるのだ・・
あきらめの境地とは、自分の持っているものをわけへだてなく順番に捨てていくことなのかもしれない。
金太郎が来てから物への執着が減ってきたかもしれない。どんなに大事なものでもあっという間に食いちぎられるのだ・・
あきらめの境地とは、自分の持っているものをわけへだてなく順番に捨てていくことなのかもしれない。