昔の子ども教室の写真である。左手にいるのが千田四段で奨励会に入会して一年くらいのときのようだ。旅行者以外の弟子にはたいてい教室の手伝いをさせているが、みんなそれぞれにこなせるようになってくる。
しかし四段になって早く卒業してくれるのが師匠の願いでもある・・村山君もそうだったが、強くなる弟子は子どもが好きで教えるのも親切でうまい。でも教室の手伝いに慣れ過ぎてもよくないこともある。ほどよいバランスが大切だ。
私はかって飯が食えないときは将棋以外の仕事でも何でもやると思っていたが、それは大間違いで世の中で自分の出来る仕事は案外少ないことがわかってきた。世の中の役に立てば・・などと思うのも思い上がりに近いものだと感じている。
自分はこれしかできない‥その積み重ねのように思う。落伍者気味なのだがその割に引け目や負い目は少なくて、でもぎりぎりのところに立っている意識は子どもの頃から自分なりのものだった気がする。
この慎重さは持って生まれたものかなあと思う。謙虚さではなくて弱気でもなくて、何と言えばいいのかわからないが、幼いころから自分の変わりないものである。
しかし四段になって早く卒業してくれるのが師匠の願いでもある・・村山君もそうだったが、強くなる弟子は子どもが好きで教えるのも親切でうまい。でも教室の手伝いに慣れ過ぎてもよくないこともある。ほどよいバランスが大切だ。
私はかって飯が食えないときは将棋以外の仕事でも何でもやると思っていたが、それは大間違いで世の中で自分の出来る仕事は案外少ないことがわかってきた。世の中の役に立てば・・などと思うのも思い上がりに近いものだと感じている。
自分はこれしかできない‥その積み重ねのように思う。落伍者気味なのだがその割に引け目や負い目は少なくて、でもぎりぎりのところに立っている意識は子どもの頃から自分なりのものだった気がする。
この慎重さは持って生まれたものかなあと思う。謙虚さではなくて弱気でもなくて、何と言えばいいのかわからないが、幼いころから自分の変わりないものである。