神戸の中華街、南京町で見つけた置物。蛙かカッパか何だろう?目はやさしく悲しく色っぽい。顔は大きく漫画チックで愛嬌がある。全体のムードは睨みつけているようでいて、何かを訴えているようにも見える。じっと見ていると、話しかけて来ているようだ。大きな口が餌を見つけて、チャンスを窺っているようにも見える。想像の産物とは、この置物のようなものを言うのではないか。
正体は知らない方がいい。蛙でもカッパでも単なる置物でもいいのだ。これを見ている自分が、案外何者何か判らない張本人なのである。
今にも動き出しそうでいて、じっとしている。想像か妄想か、この置物を前にして、ウーンと考え込んでしまった。
この置物君は当然、何にも答えてくれない。「ケロ」と名付けようか?
今は多数と言う常識が幅を利かし、自分の目で物をしっかり見ないと何が何だか判らなくなってしまう時代である。さあケロの正体は?
正体は知らない方がいい。蛙でもカッパでも単なる置物でもいいのだ。これを見ている自分が、案外何者何か判らない張本人なのである。
今にも動き出しそうでいて、じっとしている。想像か妄想か、この置物を前にして、ウーンと考え込んでしまった。
この置物君は当然、何にも答えてくれない。「ケロ」と名付けようか?
今は多数と言う常識が幅を利かし、自分の目で物をしっかり見ないと何が何だか判らなくなってしまう時代である。さあケロの正体は?