昨日は(11月25日、日曜)夕方に、京都の丸太町にある室町教会に行った。写真家の西川孟先生が亡くなられて1か月経った、お祈り会に招かれたのだった。
めったに教会に行くことはないが(西川先生に誘われたことはあったが・・)この日は厳かな雰囲気がとっても心に響いて、讃美歌も素直に耳に入ってくる‥
西川先生は世の中のうわべのものを極度に嫌われていた。写真家というよりも学者のような姿勢で、写真にも人間に対してもまっすぐで、安易な妥協が一切なかった。なにかあると電話がかかってきて「森さん、今度○○に撮影に行くからいらっしゃい」「いつでも家にいらっしゃい」お言葉に甘えてばかりいた。毒舌で恐い先生なのは途中から気づいたのだが、私は底知れないやさしさを持たれている先生と思っていたので、何を言われてもうれしかった・・
「森さんくらいかな、あなたが結婚するまで、我が家に何一つ持ってこなかったのは・‥ハハハッツ」結婚して真っ先に妻を連れて行ったのも、西川先生宅だった。
将棋世界に連載していた「風景」の写真は一年に一枚の割で誉められた。写真を撮る前に半日くらいシャッターを切らずに、ものをしっかり見ること、口を酸っぱく言われていたのだが、せっかちな私は守れない?
人間を見る眼力のすごさと、写真に対しての魂を込めた生き様が魅力だった。
馬寄村の住人ー読書ノート
めったに教会に行くことはないが(西川先生に誘われたことはあったが・・)この日は厳かな雰囲気がとっても心に響いて、讃美歌も素直に耳に入ってくる‥
西川先生は世の中のうわべのものを極度に嫌われていた。写真家というよりも学者のような姿勢で、写真にも人間に対してもまっすぐで、安易な妥協が一切なかった。なにかあると電話がかかってきて「森さん、今度○○に撮影に行くからいらっしゃい」「いつでも家にいらっしゃい」お言葉に甘えてばかりいた。毒舌で恐い先生なのは途中から気づいたのだが、私は底知れないやさしさを持たれている先生と思っていたので、何を言われてもうれしかった・・
「森さんくらいかな、あなたが結婚するまで、我が家に何一つ持ってこなかったのは・‥ハハハッツ」結婚して真っ先に妻を連れて行ったのも、西川先生宅だった。
将棋世界に連載していた「風景」の写真は一年に一枚の割で誉められた。写真を撮る前に半日くらいシャッターを切らずに、ものをしっかり見ること、口を酸っぱく言われていたのだが、せっかちな私は守れない?
人間を見る眼力のすごさと、写真に対しての魂を込めた生き様が魅力だった。
馬寄村の住人ー読書ノート