森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

稲穂

2006-08-13 23:55:51 | 日々の写真
 子どもの頃、祖母の家は農家で、働きに出ている母に代わって祖母と一緒に田んぼに連れられていった記憶がある。まだSLも走っていて、通るたびに凄い煙が湧き、逃げながら追いかけて遊んだ。お遍路さんも多くて、よく見かけたものだ。
 夏も終わりになると、稲穂が実り収穫の季節がくる。もう少し記憶が鮮明ならその様子も浮かぶのだが、定かでない。4歳の頃にはしかにかかり、それからは毎朝お菓子を買ってもらって、病院に通った記憶しかない。
 母に言わすと私は子どもの頃から一切、手がかからなかったそうだ。でも慎重でおとなしく、可愛げのない子どもだったようだ。
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6 コメント

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稲穂 (kobecco)
2006-08-14 08:04:54
 田んぼがあって蛙が泣いてあぜ道があってという風景がどんどんなくなってきましたね。自然から教えられると言うことがなくなれば人間は傲慢になるようにも思いますね。
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Unknown (一酔斎)
2006-08-14 09:43:27
私の住む町でも、10年前なら写真のような風景がまだありましたが、今では皆無です。



「無くした後で、大事だったと気づく物ばかり」にならない様に…。
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脈うつ景色と、彼岸の風景。 (ノース大甘団子)
2006-08-14 11:22:34
 匂い立つ情景。     聞こえる風景。     血は流れていた。           無視される景色。 やがて、ひとは無視され、茫然として、滅ぶ・・か。                    生まれ落ちて、即、孤独を覚悟させられる者。   大人のための子供では、いられない。       世界を、凝視し、選り分け続ける、宿命。そして、厳しく・・優しくなれる。                 八月の稲穂は、色ッぽい。        あやうくも、強く匂い立つ。                                   零下の氷雪原ノック。鼻水つらら。甲子園、駒苫・山田に、ご声援あれ。
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kobecco様 (モリノブ)
2006-08-15 08:44:56
 いつの間にか年齢を経てきて、自然のよさがわかってきて、人工のもののつまらなさに気が付くようになっています。

 全部でなくても自然と一緒にいるのがいいですね。

 
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一酔斎様 (モリノブ)
2006-08-15 08:46:42
 宝塚はトンネルを抜けると、自然に浸れます。一面緑のなかに稲穂が輝く季節がもうすぐです。
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ノース大甘団子様 (モリノブ)
2006-08-15 08:51:40
 三つ子の魂百まで、知らない間に染み付いているものですね。私は自分がはしかで死にかけたことを大人になって聞きました。

 ある意味で、もう一度授かった命かもしれません。

 ある意味で村山聖の幼い頃と似た境遇なのに、驚いたことがあります。

 これが縁なのでしょうね。
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