森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

花ダイコン

2006-04-14 20:34:13 | 日々の写真
 鷲林寺の境内の奥で、ひっそり咲いていた花ダイコン。整った花もいいが、下界の泥がついたような花もいい。単に整ったものよりも、内から湧き出てくる生命がのたうちまわって、挙句にひと所に存在するもの、それが私なりの「美」の解釈である。(わけのわからない文章だ)
 人は饒舌すぎる生き物だ。花は無言の上に語らない。
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あどけない村山聖

2006-04-13 21:10:40 | 日々の写真
 昨日の続き、村山聖の写真だ。きょとんとした表情で、あどけなく上を眺めている。私が何か言ったのだと思うが、本当に珍しい、リラックッスした雰囲気の一枚である。ある意味で、村山君は人を煙に巻くのが得意だった。本音は決して見せず、人によって対応が違っていたと思う。「都合が悪いときは、師匠のせいにしてごまかせばいいんだ」私はそう指導?した。
 心の奥深くは、師匠にすら見せない頑なな面もあった。ひとりで生きていく、これほど徹した男はいなかったかもしれない。
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村山聖の笑顔

2006-04-12 20:31:58 | 日々の写真
数ヶ月前に写真を整理していて、村山聖九段と京都の詩仙堂にいったときの写真がいっぱい出て来た。1991年2月14日、京都で棋王戦があり、前夜祭の前に無理やり連れていったときのものだ。村山聖は被写体として魅力充分で、師匠命令でいやいやながらも、そのうちあきらめて自然な表情になった。
 村山君の笑顔を見ると、涙が出てくる。でもこの笑顔が私にとっても、大きな支えになるだろう・・
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旅の風景

2006-04-11 20:16:40 | 日々の写真
多分、日本海だと思う。風も冷たく、さみしい風景だが、写真を撮っているとあまり気にならない。自然と向き合うには、人と離れて自分をみつめることで、旅の精神に似ているかもしれない。
 人のぬくもりは、さみしさを味わってこそありがたく感じるものように思う。
 ある年齢になると、弟子にはいつもひとり旅を奨める。旅のなかでは、将棋の強さも何にも関係ない。裸一貫で旅をすべし!
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羅漢像

2006-04-10 20:50:10 | 日々の写真
羅漢とは、煩悩を殺す梵語のことである。この羅漢もそれぞれ思い思いの表情が描かれている。私ならどんな表情の羅漢を描くだろうか。
 お地蔵様、羅漢像、私は石仏が好きだ。その雰囲気に浸っていると、ほんのひとかけらでも、捨て身の心境になれる気がするのだ。
 
 
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市長選挙

2006-04-10 01:05:53 | 日々の写真
 4月9日に宝塚市長選挙が行なわれ、阪上よしひでさんが当選した。前回国政選挙で苦渋を飲んで、政治生命をかけた戦いだった。阪上家とは縁があって、子ども達がピアノを習いに来ていたり、今は末っ子の善隆君が私の弟子である。
 阪上さんはエネルギーの塊のような人だが、大好きな酒も絶っての奮戦だったようだ。おめでとうございます!
 この写真は当選が決まり、支持者にお礼を述べるシーンだ。
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トビオと看板

2006-04-08 22:41:57 | 日々の写真
 トビオと「子ども将棋教室」の看板。看板は伊丹将棋センターの梶井さんが、作ってくれたもので、出来立てのほやほやである。
 以前から気になっていたが、森信雄六段子ども将棋教室と決めたのは、七段にならないのを見越したのだった?電話帳広告で、六段と入っているのは違反という理由で、消されてしまった。
 無理やりお菓子を前に座らせたので、トビオ君は不機嫌だ。私を見ているのでなく、「待て」の姿勢なのである。
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ソメ君

2006-04-07 21:34:33 | 日々の写真
綾部に行ったときお伺いした、出口三平さん宅のソメ君である。
 もともと捨て猫で、家のそばでウロウロしていたのを三平さんが餌付けしてから、今では家族同様に可愛がられているとのことだ。
 ソメ君は気高い精神の持ち主で、ベタベタはしないが、わりと人見知りする。長い紐でつながれていたが、客人が帰ると、部屋の中で自由気ままに過ごしているらしい。窓際のこの風景はよく似合うが、すぐに三平さんの方に隠れだした。
 いろんな境遇で、いろんな性格の猫がいる。猫は人の鏡のようだ。
 
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源さん

2006-04-06 20:46:51 | 日々の写真
 我が家の「源さん」は鳩だ。初めに見た人は、どこに顔があるかわからないので怪訝な表情になる。この写真は源さんの隠れた目の初披露で、鷹のようなするどい目つきをしている。私と妻が大声で話などしだすと、クークーと低い声で「うるさいよ」とばかりに鳴くのだ。おとなしいかと思っていたら、ときに威嚇の体勢に出ることもある。飛べないので、サークルの外に出しても、ほとんど動かない。
 不思議な鳩だが、何とかなついているような気もする。「源さん」と声をかけると首をヒョロと傾けて、反応する。「なんだい」と言っているのだろうな。
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上林禅寺の椿

2006-04-05 20:21:32 | 日々の写真
上林禅寺の椿で、黒川禅師に教えていただいた正確な名前は忘れてしまう。(申し訳ないです)
 花が少し傷ついているが、それがむしろ野武士のような力強い生命力を感じさせる椿だ。
 人は痛めつけられるほど、たくましくなったりも、いじけたりもする。どちらに傾くかは、自分次第なのかもしれない。
 
 
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ウコッケイ

2006-04-05 00:54:36 | 日々の写真
ウコッケイはけっこう素早くて、なかなか真近で写真を撮らせてくれない。近づくと集団で田んぼの隅っこに走り出す。逃げ遅れたウコッケイも、スルスルっと抜け出して、まるでラグビーやサッカーをやっているようだった。
 
 
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キクザキイチゲ

2006-04-04 00:29:44 | 日々の写真
 綾部の村に連れていってもらい「キクザキイチゲ」の花を撮る。キクザキイチゲは淡紫青色~白色でイチリンソウ科だが、花がキク似ているのでこの名を呼ばれる。
 ウコッケイが田んぼの中を走りまわっていた。のどかな風景だ。
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下町の猫

2006-04-03 00:07:52 | 日々の写真
近畿大学のある長瀬の下町にて。あまりにも風景にマッチして、猫がいるのを気付かないくらい、溶け込んでいる。まるで自分のねぐらか縄張りのようだった。
 カメラを向けると一瞬驚いた様子だったが、直に何事もないかのように、人の存在を気にしないでいた。庶民的な借景である。
 
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散策

2006-04-01 21:28:08 | 日々の写真
昔だと何でもない林の道も、最近は森林浴でオーラを授かるような気分になる。
 落ち葉がいっぱいで、その道を踏みしめて歩くと、ほっとする。動物も太陽の日差しを浴びないと、どこか元気が無くなるそうだ。逆に太陽の日差しのもとにいると、目に見えない活力が与えられるのだろう。
 
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