森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

有馬の古い写真

2006-07-15 23:31:32 | 日々の写真
街の所々に、有馬温泉の古い写真が飾られてあった。まさにノスタルジアの世界だが、写真を見ているだけでワクワクさせられる。
 江戸時代から明治にかけての古い写真も、私は見るのが好きだ。これは昭和初期だろうか。古い時代が自分には合っていたんだろうと想像を掻き立てる。
 歩く旅で、すべてが不便だが、人間は生き生きしている。便利さの引き換えは一体何だったのだろう、でも嘆くよりも、未来に残すものをこれ以上、失わせないことが大事なのかもしれない。
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阪田三吉のお墓

2006-07-14 20:45:24 | 風景を歩く
阪田三吉の墓所は、大阪の服部霊園の中にある。最寄の駅は北大阪急行の服部緑地駅が近い。霊園の事務所とは逆の側で、東側の奥にある。
 旧戸籍は坂田三吉(1870年~1946年)で、大阪府堺市出身。

 この写真はかなり以前なので、お墓はもっと激しく削られているかもしれない。勝負のゲンをかついで墓石を削るのだが、それだけ人気があるということか。棋士でなく「将棋指し」のイメージがぴったりだが、実像は映画やドラマとは異なり、礼儀正しい人だったらしい。
 将棋は人なり、そんな時代の魂が残っているお墓である。


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トビオと源さん第3弾

2006-07-13 19:57:39 | 日々の写真
 椅子の上から様子をうかがうトビオと、将棋盤の上の定位置でにらむ源さん。
 大体はトビオが源さんのテリトリーを侵し、源さんが耐えているケースが多い。
 でも今日は違った。源さんがトビオめがけて80センチほどの距離を、バタバタと羽ばたかせて、反撃に転じたのだ。これにはびっくりした。鳩でなくニワトリに近い動きだった。
 なかなか仲良くなってくれないので困るが、間に立つ私はどちらも可愛いのだ。
 トビオの嫉妬深さと、源さんの頑固さが原因のように思った。しかし源さんの強気にも恐れ入った。形勢は源さん盛り返す。
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猫のいる風景⑨ 堺にて

2006-07-12 21:16:53 | 日々の写真
 このページは横写真を使っていて、日々あれこれ日記のページは縦写真だ。大きさが違うので使い分けているが、何かを撮るときにはたいてい二枚セットで撮る。
 猫は瞬間が勝負で、すぐに逃げてしまうのもいる。じっと表情をみていると、たいていどちらかがわかるが、お互い意表をつかれて顔を見合わせ呆気に取られることもあり、この写真がそれだった。もちろん数秒後に走り去った。
 猫のいる風景は、生活感があふれている。
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ひまわり

2006-07-11 21:38:54 | 日々の写真
 能勢のおおけやきに行ったら、今年から植えられたらしい「ひまわり」が咲き出していた。中に1本だけ大きなひまわりがあって、すでに夏の様相だ。
 アオバズクもそろそろ旅立ちの日が近いが、交代で親が見張りながら、子どもの巣立ちを見守っている。子どものデビューはまだだった。カメラを構えた人が静かに樹の上を見上げる。
 おおけやきでの時間は、現代時間でなく、古代時間なのかもしれない。
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猫のいる風景⑧ 絵のなかの猫

2006-07-10 21:01:21 | 猫のいる風景
 堺の水津英夫さん宅のそばで出会った。ちょうどブロックの中から顔を覗かせて、絵の中にいるような猫になっている。
 動くかなと思ってそっと近づいたら、警戒半分、興味半分の眼差しでこちらを見ていた。
 猫を見ているのか、猫に見られているのかどっちだろう?
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レストラン大池

2006-07-09 23:56:38 | 日々の写真
 宝塚の西谷にあるレストラン大池は、私が四年前に免許を取って初のドライブに出かけた目的地だった。それ以降、あちこち遠出した帰りに休憩で立ち寄ることが多い。
 その大池レストランで休憩するときの、いつもの席から見られる釣堀と田園風景だ。ちょうどアジサイの花が見頃となっていた。
 
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ヒツジ

2006-07-08 22:10:07 | 動物と花
 餌を持ってヒツジの群れに入ると、全員総出で寄って来る。ヒツジはおとなしいのだが、そんなときは結構迫力があり圧倒される。「持っていないよ」そんな態度で両手を挙げると、「なあんだ、持っていないのか」そそくさと離れてくれる。
 餌を与えるときは、見るからに強そうなヒツジが何回でもねだりにくる。
 遠慮がちのヒツジに餌をあげようとすると、横から来て邪魔をされ、やっぱり遠慮がちのヒツジは餌にありつけないのだった。
 この写真のヒツジのように、のんびりと過ごしたいものだ・・
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印象派?

2006-07-07 21:01:09 | 日々の写真
 写真が好きになって、かれこれ30年近くになるだろうか。始めの頃は街中をほっつき歩いて、モノクロの写真ばかり撮っていた。
 あるときにカラー写真を撮り始めて、随分楽だなあと思ったことがある。それからちょっと、絵で言うと印象派のような、曖昧な写真を撮るのが気に入っていた。
枯れ葉を一枚撮って「いいでしょう」と人に見せると怪訝な表情をされてしまった。そりゃあそうだろうなあ。意味不明で自分の世界にはまり込んでいる。
 そんな一枚である。
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夕景

2006-07-06 22:20:17 | 日々の写真
 ”もしも自分のためにかがやくなら、燈台は船をみちびくことができない”

 高校の頃から好きだった、むのたけじさんの詞集「たいまつ」より。私は言葉はあまり信用していない。いくらでも美辞麗句を並べられるように思えるからだ。
 言葉は人だと思う。人の魂より発せられた言葉は、それが読む側の錯覚であっても、心に響くものなのかもしれない。
 現代はむのさんのようなジャーナリストが不在といっていい時代のような気がする。

”子どもを守るものはすべてを守る。子どもを守らないものは何ものをも守らない”むのたけじさんの言葉です。


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トビオと源さん第2弾

2006-07-05 23:15:40 | 日々の写真
 源さんがヨチヨチ歩いて部屋に入ってきたら、トビオが気になってソワソワしながら追っかけて行く。トビオは源さんの存在が不可解らしく、それでいてどう接していいのかわからなくて、源さんのために敷いてあった新聞紙にわざと座り込む。
 源さんは緊張の糸をほぐさずに、警戒警報を発信しながらも、音無しの構えだ。
 形勢は強気のトビオやや有利の中盤を迎えた。源さんも一発逆転の技があるので、トビオが甘く考えていると権力の座は危ない。
 ヒヤヒヤしながらも、この先も平和が維持できることを望む。
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カニ道楽

2006-07-04 20:47:44 | 日々の写真

 岸和田のカニ道楽にて、旅の達人で写真家の大崎学さん、旅の仙人水津英夫さん。水津さんは妻と談笑、その横で黙々とカニを食べる大崎さんと、私であった。 旅のことを思い、食べてしゃべり、時間を過ごすのは至福のときだ。 明日のことは明日になってからでよい、今日は今日を楽しむのだ・・ 旅の話は人との出会いと、自分の枯れかけた心の充電にもなる。

大崎学さんHP「NOSTALGIA 」

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/osaki99/

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雪国神社

2006-07-04 02:30:50 | 日々の写真
 有馬の街散策のとき、みつけたもの。雪国神社といっても小さい神社で、むしろこの看板の方が目立っていた。
 童話のような、絵本のような壁画に「いのち」と題する詩が書かれてある。
「そのいのちむだにしようとしてるなら、世のため人のためにに使ってごらん」
 ちょっと気になる箇所だった。
 何がどうということでは無いが、「世のため人のためにならなくってもいいじゃないか、自分を全うしよう」私ならそう書くかなあ・・
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萩?

2006-07-02 20:12:09 | 日々の写真
太陽公園に咲いていた花で、萩のようなのだが・・?季節が梅雨時なので。
小さい花を撮るときは、割と運任せになるが、目に見えない美しさがあらわれることもある。
 花を愛でるのは年齢のせいもあるのだろうが、以前なら道端の小さな花には気付きもしなかったが、今は感動することが多い。
 人の英知に自然の生命の不思議さ、本来ならどちらも心を揺さぶられるのだが、今は人の英知よりも、人間の身勝手な部分ばかりが浮かび上がっている時代でもある。余計に自然の不思議さに心が傾いていくのだろうか。
 
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一隻の船

2006-07-01 20:23:24 | 日々の写真
 海に浮かぶ一隻の漁船。御蔵島から三宅島に渡る船から撮った写真だと思う。
 このあたりは黒潮の真っ只中なので、まだ穏やかなくらいだろう。どこかの
応接間にかけられているような絵になる風景である。
 私は海のそばで育った割りに、海が苦手で(あまり泳げないせいもある)海が怖い方だ。でも都会の人混みはもっと苦手で、群衆という海も怖いのだ?
 人が多い方の反対に歩き出すのは、そのせいだろうか。

 
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