追悼の集い

　毎年1月１６日から１７日の未明にかけて伊丹市の昆陽池公園で、阪神大震災の犠牲者を慰霊する「追悼のつどい」がある。今年も深夜の0時を挟んで出かけた。心なしか参加者が減っているのがさみしいが、６４３４本のローソクを消えることなく灯し続ける。
　ローソクを作る列もなくて、素早く出来たのだが、私のは形がゆがんで冴えないものになってしまった。
　今年は人形のローソクが多かったが、新しいローソクや消えているローソクに火を灯していると、あっという間に時間が過ぎて行く。
　また今年も１月１７日がやってきた・・

高速道路が走るビル

かの有名な高速道路が走るビルである。環状線で通るときに、ある瞬間だけこんな風に見えるのだ。何故か右手の方にカップヌードルの大きな看板もある。福島界隈の景色は大きく様変わりしている。今は大阪駅の変貌もあり、どこも工事だらけだ。
　都会の表情は朝と昼と夜で全く異なる。

三木ホースランドパーク Ｎｏ２

　三木ホースランドパークの穏やかな風景である。以前に綾部で初心向けの乗馬を習ってから、馬が親しみやすい存在になったようだ。自分の向いた方に馬は動くことや、馬は真後ろ以外は見えることや、手綱を持って方向を指示する、馬は常に乗っている人間の力量を計っていることなど、興味深いことばかりだった。
　当たり前だが、動物も人間も生存競争の激しさはよく似ているのである？

三木ホースランドパーク

　久し振りのオフで、温泉に行こうかとなる。「その前に動物がいいなあ」妻の強引な誘いに、高速で初のＥＴＣを使って走り三木小野ＩＣで降りて、三木ホースランドパークを目指す。迷いつつ何とか着いたら定休日だった。がっかりして帰ろうとしたら家族連れの数人がいる公園の向こうに馬を発見した。孫を連れたおじいさんらと一緒に馬のいるところに進む。「ダスカ！」妻は馬を見るとダイワスカーレットを思い出すのだろう。
　この左の馬に私は気に入られて、アゴを撫でると気持ち良さそうにしていた。馬のアゴは硬かった。でも優しい目をしている。この後で温泉に入り、マッサージも受けてほどよいオフとなった。

第１２回ピピアめふ子ども大会

　第１２回ピピアめふ子ども将棋大会があった。第一部８６名、第二部９８名参加だった。（第二部は小学四年生以上、中学・高校の部、宝将戦）
　入賞者は以下の通りです。
　第一部（小学３年生以下）
　優勝　　長谷川千浩
　準優勝　三田会詳　　三位高橋裕汰　　四位豊田颯太

　第二部（小学四年生以上）
　優勝　　丸尾祐太
　準優勝　松本　啓　　三位奧田真史　　四位柏木翔太

　中学、高校の部
　優勝　　杉野　豊　　　　
　準優勝　中野　勉　　三位木村誠一　　四位蔵本貴寛

　宝将戦　
　優勝　　井田明宏　　
　準優勝　下西哲伸　　三位平松　廉　　四位松本　幸

　おめでとう！！
　遠方からの参加者も多くて、ありがたいことである。
　熱気に溢れる大会が無事に終了して一段落、ほっとした。私の教室がらみも入賞が四名いて、うれしい結果である。よかった・・大いに励みにもなるだろう。
　
　参加されました方にはありがとうございました。

ユリカモメ

　

　　澄み渡る　青空に舞う　ユリカモメ

碁会所

　伊勢神宮の前の通りにあった碁会所である。私も昔、少しだけ碁会所に通った時期がある。福島の関西将棋会館が出来る前に、阿倍野にあった時代で、私はその将棋連盟の近くに住んでいた。そこにあったのが雀荘と碁会所でどちらも入り浸りだった。
　両方とも覗く近所のお風呂屋さんのおっちゃんがいて、私のコーチ役だった。将棋もそうだが、そんな雰囲気がいいなあと思う。レトロな世界である。

カフェー・ザ・テラス

　西宮で甲山が近くに見えるところにカフェー・ザ・テラスがある。そこの入り口にあるのがこの椅子とテーブルである。何となくオシャレな雰囲気がいい。
　私に似合わないシーンだが、どんな三人が座っている光景を思い浮かべるだろうか？心理テストのようである。
　以前、写真家の西川孟先生に唯一誉められたのが、こんな椅子の写真だった。「森さん、椅子に人が座っていなくても、座っているシーンを想像して撮るのですよ」と教えてもらった。見えないものを撮るのは心眼かなあ・・
　

　

伊勢神宮の犬

　伊勢神宮に着いた途端にこのハスキー犬（と思う）に出くわして、思わず足がすくむのだった。何だか里見八犬伝に出てきそうな雰囲気がある。伊勢神宮に似あう犬だったが、私は強そうな犬（人間も）が苦手である。素手で勝てそうにないときは、尻込みしてしまうのだ。このトラウマの理由は、中学の頃に新聞配達で犬に吠えられたり、野良犬に追いかけられたりした経験のようである。
　そしてある日、反撃に移ることを決意して、石を持って逆に向かっていった。結果は引き分けで、相変わらずその後も毎日吠えられたのだが、やや目線が低くなっていたように思う。
　この写真のハスキーは即逃げる？しかありません・・可愛いのだけど恐いのですね・・

伊勢神宮の猫

　伊勢神宮でお参りして、お土産屋さんのいっぱいある通りに出ると小さな人だかりがあった。野次馬根性丸出しの私はスグに覗きにいく。貫禄たっぷりのこの猫がいて、愛想いいのか悪いのかわからないまま日向ぼっこしていた。これだけの人がいても動じないのはたいしたものだ。
　ルンルンが手を出すと、撫でてもいいぞ、そんな感じで静かにサービスしていたのだった。少々のことで動じるな、この猫はさすがに伊勢神宮の猫だった。

大道芸

　伊勢神宮の通りで見かけた大道芸である。火を使ったヒヤリとする芸だった。話術もうまくブログもやっているらしい。
”伊勢は、昔から“お伊勢さん”で親しまれている おはらい町・大道芸人 伊勢神宮のお膝元として賑わってきたところです。”

　大道芸、いろいろ考えさせられた・・
　
　

やるき達磨

　正月旅行で榊原温泉に行く。駅の近くにある純金大観音のある、大観音寺に入る。ルンルンが選んだ名所だけあって、ユニークだった。目を引いたのがこの「やるき達磨」である。早速、応急処置が必要な？息子にご利益があるように記念撮影をする。
　これはいい！弟子のひとりひとりを呼んできて、全員記念撮影をするしかないぞ！と思うのだった。今年はこれでいこう。
　

阪田の金時のお墓

　正月の三日目、朝からの原稿のメドがついたので満願寺に行く。阪田の金時のお墓にお参りすると、何かしらパアーが沸いてくるように思ったからだ。
　ここは奥まっているせいもあるが静かなお寺だ。宝塚市でなくて川西市になるのだが、境界はわかりにくい。
　いつもは金時さんが熊と相撲を取っている絵があるのだが、今日はなかった。
　今年も金時さんパワーで弟子の活躍を期待したい。

清荒神、初詣

　元旦には行けなかったので、今日清荒神に初詣に行った。参道を上っていくのだが、いつもの年よりも参拝客が少ないせいか、わりとゆったり上れた。本堂のお参りもすんなり、おみくじも吉でまずまずの出だしだろうか。今年は露店をゆっくり見て歩いた。
　年々さほどいいこともないものだと悟ってからは、精神の大きな揺れやブレはなくなったかもしれない。年齢とともに淡々とものごとをこなし、淡々と過ぎる日々でありたいと思う。そしてかすかながら、執念深く生きる未練を持ち続けたいと想うのだった。結局、未練たらしく生き抜くのだ。

鳥の群れ

　謹賀新年　２００９年
　
　今年もよろしくお願いします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元旦
　
　ユリカモメ、鳩、虎視眈々とねらっているカラス、餌を足場に鳥の群れが集まってきた。今年も雑然とした中で、たくましく生きていこう。