面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

中国政府の思惑や如何に

2008年05月20日 | ニュースから
「日本人に学べ」「感謝忘れない」 援助隊活躍で対日感情好転(産経新聞) - goo ニュース


今回の大震災に対する国際救助隊の活躍で、対日感情が好転している様子。
記事で紹介されているネットの書き込みなどは、今までの激しい反日感情が嘘のような内容になっている。

あくまでも、個人的見解であるが…
本来なら地震発生後すぐにでも救助隊を受け入れるべきであったにも関わらず、世界でも最先端の技術とノウハウを持つ日本の国際救助隊を受け入れたのが、地震発生後何十時間も経ってからであったことに、かなり不審に思っていた。
国際救助隊に比べて…それどころか日本の自衛隊に比べても、災害救助のノウハウが劣るのではないかと思われる人民軍が救助活動にまごついている間に、日本の救助隊が速やかに被災者を救助していけば、人民軍の面子は丸潰れとなり、国民の政府に対する不信感が募る恐れがあるため、救助隊の受け入れを渋っていたのではないかと。
あくまでも私見に基づくうがった見方ではあるが、中国政府の動きの遅さにはいろいろ疑念をもっていた。

反日感情を煽るような動きが多かった中国において、今回の国際救助隊が日本に対する国民の感情を転換することになったなら日本にとっては好ましい。
不謹慎な言い方をご容赦いただき、「災い転じて福」ともいえるのだが、中国政府の思惑はどうなのだろう。
国民には、必要以上に親日になってもらいたくない、というようなことはないのだろうか。