面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

大晦日の過ごし方

2009年01月03日 | ニュースから
NHK「紅白」視聴率は42.1%=3年ぶり40%台に(時事通信) - goo ニュース


旅行にも行かず、またどこかへ出かけることもなく、大晦日の夜に家にいる人が多かったということか。
また、実家で2世代、3世代で過ごしていた家族が多かったということもあるのではないだろうか。
家で何も考えず、BGM感覚でテレビをつけておくには、紅白は最適な番組だ。
そして老若男女が共通の話題として見ることができるのも、紅白の特徴である。

久しぶりの紅白視聴率好調は、“ミゾーユー”の不況の産物ではないだろうか。


六代目桂文枝

2009年01月03日 | 落語
桂三枝さん「文枝」襲名 きん枝さんは「小文枝」に(産経新聞) - goo ニュース


やはりというか、桂三枝が師匠の名跡を継ぐという。
文枝一門の総領弟子であり、上方落語協会会長であり、「ゴルフ夜明け前」他で文化庁芸術祭大賞も受賞しており、襲名については条件的に何ら問題はない。
何年か前から、師匠である五代目文枝の小文枝時代の出囃子を使っていたが、初めて聞いたときはいよいよ布石を打っているものと解釈していたので、いよいよか、というところ。

しかし、おまけみたいな話になるが、きん枝が小文枝を継ぐというのも驚いた!
今さら何で?という感じがしてならない。
きん枝は三枝の腰巾着みたいなもんであり(やや私的偏見ではあるが)、三枝としては、そんなに文珍を師匠から切り離したかったのか!というのは、あまりにもうがった見方か!?
文珍としてはどう思っているのだろう。
まあ条件面から客観的に見て、仕方ないところではあるので、諦めていたのかもしれないとは思うが、文枝一門の他の名跡を継ぐのだろうか。
元々は文枝一門の名前である枝雀を継ぐとかどう!?
(ありえないが…)

ところで文枝一門では、ここ数年の間に何人もの弟子が一門の名跡を次々に継いでいた。
先代が亡くなる前に話はしていたものと思われるが、これも三枝が文枝を継ぐに当たっての布石のひとつだったのかもしれない。
米朝一門でも小米朝が米団治を継ぐという慶事があったところで、毎年のように名跡が復活するのは、上方落語界にとっては喜ばしいことである。
個人的にも、昔からの名跡が復活するのを見るのは楽しい。

さあ後は、笑福亭の大名跡である松鶴の名を、果たして誰が継ぐのだろう!?