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大阪城野外音楽堂で催された「DISCOVERⅡ大阪城満月祭」
国内外で活躍されているミュージシャン・アーティストの方々が集まって、中秋の名月を愛でながら大阪城をはたまた、大阪を癒しましょう・・とゆう趣旨のライブだったのですが、私は横澤和也先生の石笛の演奏が聴きたくて行ったのですが、いやあ、圧倒されました。石笛はいわぶえと読むんですね。
はじめて石笛の音色を聞いたのは、2年ほど前だったか?
自然の石ころにこれまた、自然に開いた穴に向かって息を吹きかけて演奏するので、それぞれ音色が違い(同じものが一つとない、といったほうが正しい)すなわち、楽譜のある楽曲ではなく、アドリブ演奏しかできないんですよね。
100%自然のものだから、神的なものに結びつくのでしょう、その音色には正に神が宿ったような鬼気迫る迫力であったり、包み込むような優しい音色だったりと摩訶不思議です。 以前、石笛を吹かれる方から、私をイメージして吹いてみましょうといわれ、出来た曲はちょっとポルカチックで、私的には「?」。他人から見た私のイメージって、こんなんかな?う~ん???
他にもブルージーなハスキーヴォイスが素敵なhalkoさんや、インディオの儀式を彷彿させる岡野弘幹さん、『アースダンス』といわれるジャンルを確立しているminaluさん。
全て始めての体験でした。
プロフィールを見てみると、皆さん、全国各地の神社仏閣や聖地などで奉納演奏なり奉納舞踊なりされてて、なるほど、神秘的で、愛溢れるパフォーマンスでした。
そうそう、興味深いお話で、halkoさんが知人から、この満月祭に参加すると決まった時に「大阪は日本の上に居る龍の中心の金色の玉の部分」だとゆうことを聞かされたようで、確かに日本の形は龍の形になぞらえることがありますが、大阪は正にそのど真ん中ですね。金の玉といえば、龍神が持つ宝珠のことでしょうか?
なんか大阪に居る事が得したような話です。
宝珠といえば、よく仏像なんかを見ると手に丸い玉をもってますよね。
その玉のことで、なんでも願いが叶うそうです。いってみれば、ドラゴンボールみたいなもんですね。 でも、だからといって、私利私欲にはしって、神様に向かって「あれしてほしい」「これしてほしい」って、願い事ばかりで感謝する気持ちを失えば、その宝珠も欲の思念でどす黒く汚れてしまうそうです。
ですから、神仏にお願い事をする時は、最初にまず、感謝の気持ちを捧げてからにしましょう。宝珠も神様も皆の為のもの、大切にしましょう。
ライブ中には上空を厚い雲が覆ってみたり、ヘリや飛行機が飛び交ってみたり、大阪城公園辺りで別のイベントの音楽が聞こえたり、雨が降ってみたりとなかなか忙しかったのですが、最後にはくっきりと雲ひとつ無い夜空に大きな満月が輝いておりました。
癒すどころか、大いに癒された一日でした。
「他人を癒す事で、自分が癒される」・・ちょっとエゴイスティックな論理のようにもとれますが、なるほどそんな感じかなぁ?と実感してしまいました。