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アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 コレクターズ・エディション [DVD] |
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ギャガ・コミュニケーションズ |
名前は知らなかったけど、作品は知ってる・・・・
このドキュメンタリー映画が作られて初めて彼女のことは知りました。
『ローリングストーン誌』はよく知っていたのに、そのインパクトのある表紙を誰が撮影しているか、全く気にも留めてなかった・・・・
ロックやハリウッドセレブなんかが好きな人はきっとどこかで、絶対彼女の作品を見ているはず・・・
ジョン・レノンが殺される数時間前に撮ったジョンとヨーコのポートレイトはあまりに有名だろう。
でもね、ほんとにすごい写真を撮るんだよ。
彼女が撮るって言ったら、セレブたちは予定をキャンセルしてでもやってくるんだから。
そりゃ、そうだろう・・彼女は自分の中に埋もれてる光を最大限に作品に映し出してくれるんだから・・。
メイクや撮影環境で作りこまれたもの以上の・・・いや、それとは次元の異なる『凄さ!』を写真に収めることが出来るんだもの。
確かに、アイディアも凄けりゃ、撮影にかかる予算も半端じゃないけど。
2009年には破産騒動まで起きてるけど・・どーなったのか?
でも、作品に値段をつけて売ることは出来ても、才能を売ることは出来ない。
どんなに同じシチュエーションをほかのフォトグラファーが揃えても、その場の空気までは同じにすることは出来ない。其の違いが『才能』なんだろう。
きっと彼女は一文無しになっても、違う角度から詩的な雰囲気を随所にかもし出す作品を撮り続けるんだろうな・・・。
個人的に好きなのは、デミ・ムーアの妊婦ヌードと薔薇まみれのベッド・ミドラー
でも、どんなに語ったところで、彼女の作品の10000分の1も表現できない私の文才が憎い・・・・