映画『トランセンデンス』予告編
あいかわらず、ドキュメンタリーばかり見ていたのだが、ここでちょっとひと休み。
AIをテーマにした映画を。
ジョニー・デップ主演の近未来映画、トランセンデンスです。
そんなに昔の映画ではないから、記憶にある人も多かろうと思うが、
いわゆる人工知能がヒトの能力を凌駕し、暴走をするのでは?と言う、今まさに、テクノロジー界で議論に上がっている問題である。
機械が人を超え、人を支配すると言うと、ターミネーター的な世界を想像しがちであるが、こちらはどちらかというと、
機械と人の意識を融合することが可能であるのか? または、意識が機械を操ることができるのか?という観点に立っているようだ。
いずれにしろ、機械で出来る仕事は今後、機械がすべて行うことになるのだろうけど、
機械に使われる=支配される存在にはなりたくないなあ・・と改めておもう。
この映画で、どこがいいかというと、ナノテクノロジーを使って、病気を治すところなんだけど、それをアンチテクノロジーのテロリストはハイブリッドと呼んでいて、
なんだか差別的だなあと思ってたんだけど、機械と人の融合なんて、一種のトランスヒューマニズムであり、進化の過程の一つになるのではなかろうか、と、密かに考えたりする。
まあ、それで戦争が増えるか、ユートピアが実現するかは、人間次第だけど。
ところで、この映画の最初の方のジョニー・デップ演じるキャスター博士が人工知能についてプレゼンする会場にエキストラであの、テスラとSPACE Xの イーロン・マスクが居りますよ。
気になる人は探してね。