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読んだことのある文章は気をつける


普通は入試で「読んだことのある文章」にお目にかかることはあまりないと思うのです。入試問題を制作するについて、学校の先生は過去の出題とか、他校の動向を多少なりとも調べる。

昨年A校の過去問に出てた問題を使うと、やはりその過去問をやった生徒の方が有利になる可能性は高いわけだから、まあ、1年あるし慎重にいろいろな文章を調べて、最終的に問題にするわけです。

しかし、塾は塾で膨大な問題をやらせているところはあり、それがたまたま一致することはあるかもしれません。

この場合、ちょっと注意がいるのです。

あらすじや物語の進み方がわかっている、と思ってはいけない。

採録されているところが微妙に違うかもしれない。あるいは覚え違いをしていることもあるのです。

~というあらすじだったな、などと思って、もうろくすっぽ本文を読むこともなく、問題を解き始めている。

というような場合はむしろ間違いが多くなるでしょう。せっかくやったことがある問題なのになぜできない?って、思われるかもしれませんが、そういうミスがでてくる可能性がある。

「やった!これは読んだことがある!」と思った瞬間に油断が出る。

だから読んだことのある文章は気をつけましょう。

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