中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
自分の部屋を掃除する子
自立する子の条件は?と聞かれてよく「自分で朝起きれる子」という話をしていました。
塾に通い始めるとどうしても夜、遅くなる生活が続くようになります。したがって朝起きるのがつらい。朝に漢字や計算なんてとんでもない。1分でも長く寝ていたい、という子は少なくないでしょう。
したがって、朝起きれない。どうしてもお母さんに起こされる。それでも、もうぎりぎりまでねばった上で、朝食もとらずに出て行く、みたいな子もいるでしょう。
朝自分で起きれる、ということは自分の生活を自分で管理しようという意欲がある。
自分の時間を誰かにコントロールされるのはいやだ、ということですから、これはこれでひとつの基準なのです。
で、もうひとつ、さらに自立が進むと、自分の部屋を自分で掃除できるようになる。
これは小学生レベルではかなり少ないでしょう。
この住宅事情の中、お父さんが自分の部屋を持っていないことも多いのに、子ども部屋はちゃんとある。
しかし、その管理はほぼお母さんがしている。掃除も洗濯物の片付けもひと任せ。
「あのシャツどこにあるの?」
って平然と聞いている。でも、それを平然と答えているお母さんも多いでしょう。
自分の部屋を掃除できる、ということは自分の部屋を管理できるわけだから、どこに何があるかもわかっている。
忘れ物なんか当然しないし、お母さんが学校に宿題を届けるなんて、そんな恥ずかしいことは絶対にしない。
そういう子になってしまうと、まあ、確かに手がかからなくて寂しい気もするかもしれませんが、もうそろそろそういうことができても良いはずなのです。
難しい問題を解くよりはよほどやさしいことなのですが。
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