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僅差の勝負に対する心構え

入試とは本当に僅差の勝負なるものです。

土台、何回かの模擬試験で子どもたちはある程度実力に見合う受験校を選んでいます。偏差値はいろいろ批判はあるものの、統計的に考えればやはり合理的な一面を持っているし、やはりその数字を元に受験校を選ぶ以上、その学校の合格ラインに匹敵する子どもたちが受験することになる。

概ねその倍率は2倍~3倍になるわけですが、この数字は決して簡単ではない。つまり非常に力の拮抗した2倍から3倍の倍率であるから、当然差は少ない。

ので、ほんの数点の違いが大きく響くことになります。

実際にこれまでいくつかの学校の受験データを見せてもらったころがありますが、合格点と合格点1点下にはそれぞれかなりの人数が並んでいます。

この差は1点であるけれど、合格点をとればそれはもうそれでOKだけれど、1点足りないと補欠になってしまうことになるわけで、補欠になれば回ることは多いけれど、学校がかなり多くの合格者を設定すれば回らない、ということも当然あり得る。

だから、1点でも多く取る、ということが大事になってくるわけです。

何点が合格点だから、といってその目安に向かって得点を調整するなんて技は全く必要ない。

とにかく1点でも多く取る、ということでいいのです。

例えば、これは難しそうだなあ、と思っても(1)なら取れる、ということはあるわけで、そこは貪欲に取る。

さらに言えば、当然取れる点数は確実に取る、ということは必要で、自分がミスをして失点しないということもとても大事なことです。

この2つをしっかり思っていることが大事な戦略でしょう。それ以外はあまり気にしない。

あまり自分にプレッシャーをかけてもいけないので、この2つをしっかり心の中に思っていると良いでしょう。

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