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家庭内バトルの憂鬱


子どもたちから聞いても、お母さん方から聞いても、やはり家庭内バトルというのは延々続いている感じです。

どんどん入試が近づいているのに、相変わらずノーテンキにやっている。
やりなさい、といったことができていない。
過去問の直しをやりたがらない。
知識を正確に覚えきれない。
朝から勉強するという約束だったのに、まだ寝ている。

もう言いたいことはたくさんあるわ、と思っておられるお母さんは多いでしょう。しかし、子どもたちにもまあ、それぞれ言い分があったりするし、6年生ともなればそこそこ口は立つ。
「お母さんは私を支配したいだけなのよ」
とか。

またまたカッとなるようなことを言うのです。
で、だんだんそれが解決できなくなりつつある。なぜかと言えば、親が忙しいからです。

昔は中学受験をする家庭のお母さんは家にいることが多かった。だから、子どもの話もじっくり聞いてあげられたし、子供の横に座って勉強を見ている方も多かったのです。しかし、今は違う。そんな時間はあまりとれないし、だからイライラする部分もあるでしょうが、お互いにぶつかったまま平行線になり、やがて本当に親子関係が破壊するのではないか、と傍目にも心配になってしまうところがあるのです。

なので、塾もやり方を変えないといけないかなあ、と思いました。勉強は自分でやらないとできるようにはなりません。これは真理。ではどうやれば自分でやるようになるのだろうか。

そういう場所においておけばいいのだ、ということです。つまりやらないとどうしようもないような環境に置く。そして少なくとも先生が横について、いろいろ手伝ったり、教えたりしながら、課題を克服していく。

例えばダイエットを例にしていえば、糖質をとらなければやせるんでしょうけど、そんなことはわかっていてもできない。それをやるにはどうすればいいのか?個人トレーナーに管理してもらうと結果がでたりするわけでしょう。

そういう「やらなければならない環境」として塾を作り直し、塾で受験勉強を完結する。そしてそれを2年間で終わらせる。

そんな塾も良いのではないか、と思い始めています。


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