昨日は防災の日でしたが、群馬県は地震保険加入率が全国46位とのことです。
全国ワースト2位、確かに群馬は地震が少ないので大丈夫と思っている人多いかもしれません。自分も火災保険を販売していて思うのですが、じっくり考えて加入する人、じっくり考えて加入しない人、いろいろいますが、積極的に加入する人って少ない気がします。
理由としては危機感の薄さもあると思いますが、地震保険自体にも問題があるように思います。まず第一に地震保険単独で加入できないこと。火災保険に加入しなければ地震保険には加入できません。保険会社側からすると火災保険と地震保険は当然セットではいるものという考えで、地震保険に加入する場合ではなく、加入しない場合に、「地震保険には加入しません」と書かれた箇所に押印しなければなりません。
もう1つ、地震保険は火災保険の保険金額の50%までしかかけられないこと、火災保険は家を再築した場合の金額を基準に保険をかけますが、地震保険はその半分まで、ということは再築ができないわけで・・・。
そんなことに群馬は地震は大丈夫という根拠のない自信があいまって、地震保険の加入率が低いのではと思います。
自分も正直あまり積極的にすすめているわけではないのですが、少し考え方を改めなければですね。