DVDを借りよう借りようと思って、その長さゆえにタイミングを逃していた「沈まぬ太陽」、とうとう地上波で放送となってしまいました。
録画をしておいて、2日に分けて観ました。すごくよかったです。もちろん、原作を越えることはできないのですが、それでも原作を損なうことなく映像化されていた気がします。長さは感じなかったです(2日に分けましたけど・・・)。
やはり御巣鷹山のシーンは泣けましたし、主人公が自分の信念を貫く姿は感動的でした。ただ、原作もそうなのですが、組合よりといいますか、航空会社が一方的に悪者になっているのはちょっとかわいそうかなと・・・。ドラマとしてはどうしても主人公が善でその敵役が悪と描くことでおもしろくなるわけなので、仕方ない部分はありますけどね。一応、フィクションということになってますが、原作を読んだときはこの飛行機には乗れないなんて思いましたから・・・。
でも、なんか大河ドラマを観終わったような感じがしました。そして、劇場で観ればよかったと後悔しました。少なくともDVDで・・・、ちょっとCMが多すぎました。こればっかりは仕方ないのですが・・・。
難しいとは思うのですが、ドラマ化してもっとじっくり描いて欲しいですね。