マルメゾンの庭から

都会における田園生活のようすと工夫。

しゃきーんと立つ

2013-07-30 00:53:48 | 日記
写真から話を想像してみました。ある国にサボテン君という男の子がいました。彼は花の王国の住人でしたが誰もがとげとげしいその姿に近づいてきませんでした。いつも一人ぼっちだったのです。でも彼の周りはばらという美女だらけだったのです。



ともあろうに恋した相手はピエール・ド・ロンサールという美しいバラだったのです。とげとげしい自分の姿を恥じ、そしてうつむいてしまいました。



偶然に切り花となったばらととなりどうしに並んだのです。そして話しかけると友達になってくれるという事でした。彼女もとげをもっていて彼の針を恐れることはなかったのです。彼はあまりの嬉しさにしゃきーんと突っ立ちました。



何と単純なサボテン君でしょうか。この後どうなったかはまたそのうちに。