上場廃止報道の損害賠償は?

2007-03-19 16:16:23 | 時事報道放談
LD事件の、自己責任を棚上げした夢と欲望の投資家の損害を、社会正義や真実追求とは程遠い我欲で訴訟手続きをする人々の姿は・・・
時々資本市場のフリンジで見ることがある、とは思っていますが・・・・

上場廃止の断定的見解(明らかに各社の見解だったら良かったのに)を、断定的にしかも例によって強調文体(・・・上場廃止決定!みたいな)で報道したもんですから、投資家は投売りしました。

読んで字のごとく、「決定」したと判断したからです。

「断定的判断の供与」をなして、有価証券の投資勧誘を禁じている法律がありますが、メディアの人は圏外なのかな・・・・
せめて、新聞の最下段にでも、注意書きをしてほしいな。

※この紙面で報道される記事は、事実に基づいて客観的な記述を心がけていますが、記事に基づくいかなる損害も賠償しません。

・・・なぁんてね・・・テレビはもちろんテロップで流して欲しいね。

思い込みを覆された報道各社は怒り心頭、というより損害賠償論議が怖くて、各社弁解の記事を書きました。東証の幹部から取材したとか、なんとか・・・
テレビも週刊誌も、決定を下した東証批判を繰り返して、
視聴者と読者に、メディアの正当性を主張します。
メディアの報道の姿勢と方法と表現など全てが正しいと言わんばかりに・・・


当該銘柄の報道後2/1の寄付き値は1064円出来高8000万弱・・・投資家は800億円を投売りさせられた。
損害はいくらか知らんけど、推定300円損、つまり240億円ぐらいかな

個人投資家だけでなく年金だか投信もあったかもしれない・・あった、でしょう。

この人々は、報道各社に損害賠償訴訟をすることはしないでしょう。

投資の世界では、報道もリスクの一つでしょうから・・・

でも・・・

思い上がりの不遜な態度で取材した結果、断定的な思い込みを抱き、断定的な表現をもって報道し、読者、とりわけ会社関係者、投資者を惑わすことになりました。損害賠償はしませんが、担当部署の関係者や経営者の処分もしませんが、
今度から、書き方を注意します。ごめん。


せめて、これぐらいの気持ちを・・・心に思ってもいいかもよ

何回も繰り返すと・・・今度こそはと期待もしなくなる
「日付以外に真実はない」何とか新聞なんて・・・言われないように
たまには、自己批判することも・・・



男女格差考2

2007-03-19 12:37:30 | 相続と離婚
「男女格差」というテーマは、能力に応じた報酬が、個別主観的、又は組織の意志として差別がなされている。という主張のように思います。

個別に直したらどうですかね
資本主義社会は、経済合理性で動くことを考えると、能力があるのに、経済合理性を無視して差別することは、組織の損失ですから、真実に能力の問題であれば、放置しても解決されそうに思います。差別によって損失があることを糾弾するのは株式会社であれば株主・・・

多くは、それほどの能力を必要としない、誰でも簡単に出来る作業(本当はそんなものは存在しないのですが、どんな簡単な作業でも出来るできないの差はできるはずですから)と思われている職場で発生しやすいかもしれません。

流れ作業など、機械の能力、ベルトコンベァの速度以上に能力を発揮できない場合は、それができれば老若男女の区別の必要もない。

さて、小学校、中学校、高等学校、大学も・・・成績はどっちが上かな・・・
同級生の男子のほとんど、又は全てが自分より劣るという環境の中で過ごしてきた女性は多いはずです。
その女性が社会で、能力が原因で差別されるという理由は・・・普通にはないはず。

焦点を絞り込んで、周囲をつぶしていくと、なんとなく・・・見えないかな
レアケースはあるものの・・・

公務員。国家公務員、地方公務員・・・この職場が率先できそうな気がします。
考えてみると、役場の職員の半数は女性であることが・・不思議ではないし、違和感ないよね

まさか、武家社会のニオイを引きずっているわけでもないでしょうけど・・・
戦のない時代の役所は、もうとっくに刀も男もいらない。

行政職は、地域住民の生活中心の発想が必要で、家事一般に無頓着な男の能力よりも女性の発想が必要なんじゃないかな。

女性の社会参画を、長く長~く・・ご議論されている議員さんがいらっしゃいますが、実はお足元・・・ちゃうんかな。

20年かければ、今の職員のほとんどを変えれますよね、毎年採用を男女半々にすれば・・・まぁ、引越しのダンボール運びぐらいには男は使えるし、始めの20年ぐらいは男も半分ということで、副次効果で飲酒運転や痴漢も減るだろうし・・・

男女半々公務員をメインシナリオとすれば、
リスクシナリオは・・・・・・・・・
・・・・・
・・・・ん・・・
・・・・
家庭と夫婦のあり方の議論かも・・・と。