秋葉原事件2

2008-06-10 10:45:03 | 時事報道放談
やっぱ!というか、案の定といいますか
マスコミの過剰?報道なんだけど・・・

ナイフの形状やサイトの予告・実況の書込みなどを詳細に伝えています。

同じ内容を伝えても、その情報を受け取る人は同じではない可能性があります。
そこが報道の難しさなんでしょうね・・・

嫌悪感を伝えても、悪意の人や趣味・嗜好、思考が異なる人がいないとは限らない。
・・・ということも斟酌して言葉を伝えるなんて、できるんだろうか・・・

ターゲットは「悪意の社会生活不適合※」の人。
報道を見て、模倣しようとする人に、その模倣動機が惹起されないような嫌悪感を与える言葉が必要ですね。

※「悪意の社会生活不適合」
相互理解を希求し平和な社会生活を営むことを良しと考える人がいる一方で、
社会的疎外感が強い人が、反社会的行動をする人もいる・・・いることは否定できません。
後者を意図して、自ら能動的に反社会行動を為すという意味で、
「悪意の社会生活不適合」と言うことにします。
肉体的精神的にハンディキャップなどがある場合の不適合に悪意はなく、社会は相互扶助すべきと考えるからです。


「加害者の家族や親族、友人などの悲劇の人生を連想させる」
という方法も取られたこともあります。

犯人は家族も含めて、社会的疎外感と恨み憎しみに苛まれていた場合はどうか、という問いには弱いのですが・・・

少なくとも・・・
マスコミの善意の報道が、全ての人に善意に受け取られることはない。
どんな人にも自己顕示やプライドがあるということを忘れてはいけません。
正義感を振りかざして相手を打ち負かせても、誠実な悔悛の情を引き出さなければ、正義感を振りかざした人のスタンドプレイで終わるかもしれません。

正義感を振りかざし、自分がいかに高潔な人物であるのかを演技する人
・・・そう思える人を、人々はテレビ画面で毎日見ています。

その、次のステップ、次元の報道が現れることを見ています。
(その兆候がないでもないとは見ていますが・・・まだ、微かなもの)