子の犯罪と親の責任

2008-06-13 14:24:18 | 防犯論議
何事も自らの責任は一切認めることがないマスコミだが、犯罪者の親には容赦しない。
犯罪を犯した子の親にカメラを向けて、「親の社会的責任は?」と質問する・・・

そもそも・・・何の権利や義務があって、こうした行為がなされるのであろうか?

親はその子に対して、未成年者(婚姻による成年扱いの者と)には、親権という監護教育のような権利と責任の認識はあるが、子の犯罪に対する損害賠償責任や社会に謝罪するなどのような義務は・・・どうなっているのでしょうか?

民法にも刑法にも民事・刑事訴訟法なども見ましたが、見当たりません。

多分、あいまいなまま放置されているかもしれません。

サラ金の取立て屋が、配偶者や子に内緒で借金して蒸発、残された家族に督促が来て、苦労する・・・・そんな話を聞くこと、ありますよね
どういう根拠で返済させているのでしょうか?

未成年の子が殺人事件を起こし、被害者遺族は損害賠償訴訟し、加害者家族はその賠償責任を果たして・・・いるのでしょうか、いないのでしょうか、
犯罪被害者国家賠償制度だけでは、償いきれませんし、事案ごとに賠償能力も異なりますから、どのようにその責任執行の運営がなされるのでしょうか?

それとも、弁護士を雇える被害者遺族だけが法の知識を持って救われる社会となっているのでしょうか?

どんどん疑問はふくらむ・・・・はずです

そうした多くの疑問が曖昧なままでマスコミの報道を見ていると・・・
いろいろな意見が出てきそうですね