北海道新聞の長谷川綾記者

2008-10-23 17:02:28 | 時事報道放談
麻生太郎首相のナイトライフに鋭く切り込む質問を行ったのは、今年夏に総理番記者となった北海道新聞の長谷川綾記者
・・・と報道されている。

必要性がある質問内容とは思えず、
言葉表現として礼節があるとも思えず

鋭い切り込みなどと各メディアに評価され、反論した相手の情緒未熟の指摘をする、という相変わらずの論法
本日のテレビ各社の解説者や出演者は、例外なく、身内びいきに、お手柄のような報道してました。


子供たちや市民社会の教育という観点でこの風景を眺めてみましょう。

相手が嫌がるだろう、又は怒るであろう誹謗中傷のような話を投げかける・・・わざと。
→相手が怒ると、「キレた」「感情をあらわにした」などと、さらに相手を批判する。

この行為を、注意するどころか「鋭い」などと褒めちぎる・・

そういうことを、してもいいのだと、テレビや新聞は、社会や子供たちに教えている。

イジメというものが、コミュニケーションの稚拙や誤りに起因すると考えるならば・・・

言葉の表現やコミュニケーションの伝播力が強い、テレビや新聞などの職業従事者は、何をどのように発するべきなのか
もっと広角な視点で、もっと愛情を持って
職業意識が・・・あるといいなぁ・・・

家族って何だろ?

2008-10-23 12:19:04 | 自立の定義
一昨日、親と子の心性みたいなメモ書きしましたが
さて、夫婦・・・家族は?と思いが広がるわけで・・・

最近ちょっと気になるテーマなので、よい書物を探してました。


情愛は家族の絶対条件か 
家族イメージの核心は何といっても、そこは人間にとって不可欠の心のやすらぎを与えてくれる情愛に満ち溢れた場であるということだろう。人と人とが功利的・手段的な契機で集い、不断の緊張状態におかれるゲゼルシャフト的関係が近代以降の人間にとって重みを増してくるなかで、家族はお互いが全人格をもって感情的に融合し、親密な愛情のもとに運命を共にするゲマインシャフト的関係の代表であると、F/テンニースは定式化している。
[「現代家族の社会学」石川実(編):有斐閣ブックス]

”家族はお互いが全人格をもって感情的に融合し、親密な愛情のもとに運命を共にする”
これが・・・難しい・・・もともと他人の二人の出会いがあって、
感情の高まりに導かれ結婚・・・その後に理解を深めていく
全人格をもって感情融合する・・・なんでしょうね?
人は良くも悪くも在るものであれば、その良くも悪くも全てを受容れて感情融合
人は良くも悪くも在るのでなく、良くも悪くもをあるがままに認識して、
良きに近づける、修正する、改善する・・・その意志が良いといえる唯一のもので
絶対的な「良」や「悪」が在るのではない。

そういう夫婦の出会いってあるかな?
なければ、そういう導きのようなガイドが一般的にあればいいかも