ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

食料、尽き果てる・・・

2019年05月07日 | 北海道の暮らし・生活
ご存じのように「ガイドの山小屋」のあるJR美馬牛駅周辺(美瑛町美馬牛)には
スーパーはおろかコンビニもない。
創業時、1996年にはスーパーがあり、他に食料品を扱うお店が2件あったのだが、後継者不足などで相次いで閉店してしまった。

宿やカフェは数件あるのだが、集落の住民の日常生活を支えるお店がないのだ。

さて。
昨日までの10連休で我が家は火の車だった。
家計が、ではない。

食糧を食い尽くしたのだ。

連休最終日の夕食には、
「こんなものまでえ!!??」なものまで食卓に並び、
めでたく冷蔵庫がすっカラかんになったDAY、となった。

1年分のお米以外、ほんとに何もなくなった。
ミリンや醤油や塩、砂糖はあるのだが、野菜、肉、魚は食い尽きた。
備蓄のボンカレーまでなくなった。
小麦粉もパンを焼いて食べてしまった。

地下室の野菜保管場に転がっていた玉ねぎもイモも、何もかもなくなった。

かろうじて、トマト缶詰めが6個と、1年分の味付け海苔が残った。

10連休、我が家は人数が多いので、食料がどんどんなくなっていくのが目に見えて、
非常に興味深かった。

冷蔵庫がカラになったときは、ちょっぴりうれしかった。
冷凍庫の奥に転がっていた、いつのモノなのか不明な干からびた冷凍ハンバーグだって、
袋が破れてクシャクシャになっていた冷凍インゲンだって
みーんな、食べてしまったから。

さて、きょうは10連休明けの火曜日。
朝から冷たい雨が降っていた。
連休も終わったから、ウロつく旅行者もいなくなった。

美馬牛駅から誰も降りてこない。
寂しいな。

もともと店休日なので、僕らは美馬牛を出て買い物に行く。
きょうは買い物が多いので、ハイエースで買い物にいく。

車がでかいので、たくさん積めるだろ?
どんだけ買うんだよ?

ヤマを降りる。
美馬牛は丘の上とはいうけれど、
要するに標高300mの峠の上の集落なのだ。

途中、美瑛の町で給油して、銀行や郵便局で所用を済ませる。
それからさらに車で1時間かけて旭川の町まで下りた。

夕方、買えるだけ買って美馬牛に戻ってきた。
ハイエースはすっかり重たくなっていた。

キュウリやトマトなどの野菜の苗も買った。
畑の肥料も買ってきた。
この夏も、7月・8月は買い物にいけない日々が続くだろう。
少しは自給するのだ。

冷蔵庫に食料が詰まり、食品庫に備蓄が戻ってきたら
少しホッとした。
これでしばらくは、子供たちもたらふく牛乳をのめる。

そして、今夜はごちそうだ。

しかし、こうも思う。
もう少し、あと2週間くらいなら籠城できたような気もするのだ。
2週間?
いや、いや、
塩とコメ、水があるのだから、1年はいけたはず。

そんなことも思う。

せっかくだから限界まで挑戦したかったなあ、などと思うのだが、
奥さんが怖い顔をするので、言うのはやめとく。

それにしても、10連休は長かったなあ。
そうは思いませんか?