ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

君は「フォー スクエア」を知っているかい?の巻。 自転車で旅するニュージーランド

2016年10月28日 | 自転車の旅 海外
ラカイア2
カンタベリー平野


ニュージーランド通の君たちへ。
「フォースクエア」を知っているかい?
ははん。
ちっ!て、いま舌打ちしたね?

大きなスーパーマーケットがない人口1000人を切る町にある、我らが味方。
田舎の救世主。
それが、フォースクエアだ。

グリーンと赤を見たらホッとするだろ?食糧袋が寂しくなった頃、ようやく、しなびたバナナが買えるじゃないか。

じゃあ、君たちに尋ねる。
「フォースクエア」が、二軒ほとんど隣り合わせにある町がある。
それはどこだ?

えー。
そんなんあるわけねーじゃん。
そんなキャパあるなら最初からニューワールドあるしょ。

だよな?

チッチッチ。それが、あるんです。

ラカイア!

ラカイア、それは、
サーモン釣りの町。
人口は800に満たない。

なのに、
線路に面して一軒。

それから、

1881年に建てられた旧バンク オブ ニュージーランドを挟んで反対側、

大通りに面してもう一軒ある。

こちらのほうが新しいようだけど、品揃えは残念。

どうだい?
ラカイア・トリビアさ。(暇)

これは、旧郵便局。1910年建造。

こちらは、1872年開業の駅前旅館だ。もちろん現在もパブ/酒屋として営業している。

ラカイアは、きっと昔は賑やかだったんだろう。

こちらは、僕が滞在しているキャンプ場だ。

ラカイア河の畔にある。
写真の奥の直線道路は、もちろんラカイアブリッジだ。

ああ。
エントランスには残念な看板があって、気が滅入った。

うち(ガイドの山小屋)と同じ悩みを抱えているみたいだ。

撮らなかったけど、このすぐ脇の植え込み陰には、汚れたトイレットペーパーが咲いていた。
それも、うちと同じだ。
夏の間、せっせと、拾ったものな。

この先すぐに公衆トイレがあるというのに、
なぜわざわざこんなことするんだろ?

それも、うちと同じだ。

わけわからん。

いやな話をしちゃったよ。
今夜の豪華メニューでも見て、気分を直してくれ。

僕の今夜のディナー。

きょうは、ビタミン摂取デー。
もちろん、先のフォースクエア線路に面した店で買い求めた。

きょうは、
とうとう雨は、降らなかったなー。

連泊したのにな。

やけに、風が強いぜ。