ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

開拓

2024年06月26日 | 北海道の暮らし・生活
今から30年前、
ガイドの山小屋のある場所は
まだ原野でした。
 
湿地で、水芭蕉が咲いていて
鬱蒼としてました。
 
最初の頃はボクが木を伐って、つまり開拓して、
そこから先は業者さんに依頼して、
排水路を掘ってもらい、浄化槽を設置して
低湿地気味なところに砂利を敷き詰めて土壌改良と整地を行ない、
自費で水道を引いて上下水道を確保、
土地購入から3年、ようやく建物が建ちました。
 
だから建物が立つ前のガイドの山小屋は、
近くの民家に間借りして
6畳間にファックス付き電話を1台おいて
車1台、10人乗りのハイエースに
お客さんのせて毎日登山に出かけてました。
 
それが初期のガイドの山小屋だったんです。
 

原野の頃の名残りです。
 
倉庫を建てるために
丸2日かけて伐採しました。
 
倒れたときは
ドスーンって、
地響きしましたよ。

記念に取っておこうかな?