きょうは午前中だけペダル踏んで
カンタベリーのど真ん中の町、アシュバートンに来た。
尻、痛え。いてえよ!
慣れるのに一週間程度かかるのが常なのだ。
きょうは曇り空、少し肌寒い。
日焼け止め不要な天気だ。
カンタベリー平野と聞けば、大自然のなか大平原を地平線に向かって走っているイメージかもしれないけど、
実際にはこんな感じで、国道の脇を
「失礼しまーす」みたいな感じで走っている。
アシュバートンには早く着きすぎたので、公園でダラダラしている。
自転車「山小屋号」ヨコから見た図。
センターバーにテントのポールやガムテープをぶら下げてるとこがお洒落ポイント(駄)。
上から。
4つのバッグの内訳は、
前右→テント、寝袋など野営道具。
前左→着替え
後右→食糧
後左→雑貨(サンダルとか輪行袋とか雨合羽とか)
フロント→貴重品とか地図とか
フロント周り。
シンプルなGPSと、アナログな温度計をガムテープで貼り付け。
GPSの表示は、
時刻、標高、速度、本日の走行距離、
にしてある。
前から見た図。
フル装備を4つの防水バッグに収めてしまうのはなかなか大変だけど、後キャリアに荷物を積み上げると途端に機動性が落ちるし、何よりも風の影響が大きいので、
「4つのバッグ!」に、こだわっている山小屋なのだ。
それでも自転車の総重量は60キロくらいになる。
(まだ余裕あり)
荷台や車輪など、各所への負担が大きいので常に車輪の状態に気を使いながら旅を続けている。
しかしそれでも。
「人力で旅をする」と、
なんというか、
俺の遺伝子のサムシンググレートな何かに触れるのだろうか?
DNAが激しく喜ぶのだ。
ま、確かにしんどいこともあるけれど、
このうえなく楽しく充実した旅なので、
一度やったらやめられない。
そして自転車の旅は「ひとり旅」がいい。
良いことも悪いことも自己完結ってとこがいい。
仲間がいたら心強いし楽しいけれど、会話は仲間内になり新たな出会いの機会を失うような気がする。
それに、
ぜーんぶ洗濯しちまって、素っ裸でデーンと寝転がったりできないし、オナラも気が引けるってもんだ。
それに、
玉子は半分こ、出来ないし。
半熟玉子の黄身、うまいよね。
最高。
ひとり旅は少年を強くする。
中年だけど文句あるか?
てなわけで、ひとり旅のススメなのだ。