東京の方では、2~3月頃公開だったこの映画。 「世界にひとつのプレイブック」。
公式ホームページ↓↓↓
http://playbook.gaga.ne.jp/
やっと、こっちで封切になったので観てきました。うん?もう終わっちゃったかも。
監督は「ザ・ファイター」のデビッド・O・ラッセル。主演は「ハングオーバー!」のブラッドリー・クーパーと「ハンガー・ゲーム」のジェニファー・ローレンス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f9/8d7cf33655c36ac18311430ba0b9b33a.jpg)
最近観た中ではダントツに良い映画です。
宣伝では「笑いや、涙を交えて描いたヒューマンコメディ」とか紹介されていますが、ちょっと自分の印象では違います。第一、鑑賞中そんなに笑える所もないし、第二にお涙頂戴っぽい演出も一切ないからです。
むしろ、「躁うつ病」の主役二人の苦闘を、まわりの家族や友人らのエピソードを交えてじっくり描いた、地味な「群像劇」と言えるでしょう。しかも、めちゃくちゃセリフが多い「会話劇」でもあります(例によって字幕をおうのがツライ)。
だからこそ、だからこそラスト間際の主役二人のダンスシーンでの踊るカメラワークが感動的に映えると思うんですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/02/e31e899b60b759838a02f960987d4422.jpg)
さて、お話は・・・・
妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパット(ブラッドリー・クーパー)は、(精神病院から退院するところから、お話が始まる)仕事も家も失い、両親とともに実家暮らし。んでこの両親約がが、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーバー。
デ・ニーロパパはフットボールのノミ屋やってるんですが、何ともいい味出してさすがの存在感を見せつけます。
しかし、イタリア映画みたいにこんなにアメリカの小市民の家族を延々と描くアメリカ映画って結構珍しい印象を受けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a0/434b60c63a834538e830de9f17455d10.jpg)
いつか妻とよりを戻そうと奮闘しているパットですがある日、事故で夫を亡くして心に傷を抱えた女性ティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会う。
愛らしい容姿とは裏腹に、過激な発言と突飛な行動を繰り返すティファニー(この子も躁うつ病)。
しかし、J・ローレンスはアカデミー主演女優賞とっただけあって、もう見事な人物造形で、かつその美しさは鑑賞する男性諸氏をノックアウトすること請け合いです。
で、この主役パットがね逃げた女房に未練たらたらで、ティファニーが元妻に手紙を渡してあげると約束するわけ(知り合いなんですな)。
で、その交換条件がダンスコンテストでのダンスのパートナーを頼まれるんでが、最初いやいやでやってるんですが、だんだん楽しくなっていく過程が丹念に描き込まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/fc/325bd6630b3d289e84aba67ea8b949e3.jpg)
さて、ラストのダンスコンテストなんですが、ティファニーは上手くダンスを踊らせるためにパットの元妻が見に来ると、パットに嘘をついて鼓舞する(馬の鼻先のニンジン)ですが、本当に元妻が来ちゃうんですな。
で、パットを愛しはじめているティファニーは動揺して、ダンス前にウォッカがぶ飲み!! ネタバレになっちゃうからあんまり書けないんですが、もうここいらへんからラストにかけてがサスペンスフルかつ同時にユーモアに満ちていてもう見事の一言です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/63/f87d47c72fc54f9c63733041fde115ca.jpg)
しかしね、「躁うつ病」という重いテーマを取り上げながら、ラストのこのあっけらかんとしたハッピーエンドはどうでしょう(やばいっ、言っちゃった)。
小生的には、涙の感動作というよりは、観終わった後からジーンとくる、味わい深いユーモアたっぷりの人間ドラマという印象を受けました。
みなさん、DVDでたら必見ですぞ!!
公式ホームページ↓↓↓
http://playbook.gaga.ne.jp/
やっと、こっちで封切になったので観てきました。うん?もう終わっちゃったかも。
監督は「ザ・ファイター」のデビッド・O・ラッセル。主演は「ハングオーバー!」のブラッドリー・クーパーと「ハンガー・ゲーム」のジェニファー・ローレンス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f9/8d7cf33655c36ac18311430ba0b9b33a.jpg)
最近観た中ではダントツに良い映画です。
宣伝では「笑いや、涙を交えて描いたヒューマンコメディ」とか紹介されていますが、ちょっと自分の印象では違います。第一、鑑賞中そんなに笑える所もないし、第二にお涙頂戴っぽい演出も一切ないからです。
むしろ、「躁うつ病」の主役二人の苦闘を、まわりの家族や友人らのエピソードを交えてじっくり描いた、地味な「群像劇」と言えるでしょう。しかも、めちゃくちゃセリフが多い「会話劇」でもあります(例によって字幕をおうのがツライ)。
だからこそ、だからこそラスト間際の主役二人のダンスシーンでの踊るカメラワークが感動的に映えると思うんですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/02/e31e899b60b759838a02f960987d4422.jpg)
さて、お話は・・・・
妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパット(ブラッドリー・クーパー)は、(精神病院から退院するところから、お話が始まる)仕事も家も失い、両親とともに実家暮らし。んでこの両親約がが、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーバー。
デ・ニーロパパはフットボールのノミ屋やってるんですが、何ともいい味出してさすがの存在感を見せつけます。
しかし、イタリア映画みたいにこんなにアメリカの小市民の家族を延々と描くアメリカ映画って結構珍しい印象を受けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a0/434b60c63a834538e830de9f17455d10.jpg)
いつか妻とよりを戻そうと奮闘しているパットですがある日、事故で夫を亡くして心に傷を抱えた女性ティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会う。
愛らしい容姿とは裏腹に、過激な発言と突飛な行動を繰り返すティファニー(この子も躁うつ病)。
しかし、J・ローレンスはアカデミー主演女優賞とっただけあって、もう見事な人物造形で、かつその美しさは鑑賞する男性諸氏をノックアウトすること請け合いです。
で、この主役パットがね逃げた女房に未練たらたらで、ティファニーが元妻に手紙を渡してあげると約束するわけ(知り合いなんですな)。
で、その交換条件がダンスコンテストでのダンスのパートナーを頼まれるんでが、最初いやいやでやってるんですが、だんだん楽しくなっていく過程が丹念に描き込まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/fc/325bd6630b3d289e84aba67ea8b949e3.jpg)
さて、ラストのダンスコンテストなんですが、ティファニーは上手くダンスを踊らせるためにパットの元妻が見に来ると、パットに嘘をついて鼓舞する(馬の鼻先のニンジン)ですが、本当に元妻が来ちゃうんですな。
で、パットを愛しはじめているティファニーは動揺して、ダンス前にウォッカがぶ飲み!! ネタバレになっちゃうからあんまり書けないんですが、もうここいらへんからラストにかけてがサスペンスフルかつ同時にユーモアに満ちていてもう見事の一言です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/63/f87d47c72fc54f9c63733041fde115ca.jpg)
しかしね、「躁うつ病」という重いテーマを取り上げながら、ラストのこのあっけらかんとしたハッピーエンドはどうでしょう(やばいっ、言っちゃった)。
小生的には、涙の感動作というよりは、観終わった後からジーンとくる、味わい深いユーモアたっぷりの人間ドラマという印象を受けました。
みなさん、DVDでたら必見ですぞ!!