えー、高校生の息子をわけあってイオンの映画館へ連れていかねばならず、小生その間、暇をつぶさねばならなくなったワケ。
で、なにかオイラも映画みようかなと思ったんですが、時間が合う映画が全くないっ!!
この1本をのぞいては・・・「脳内ポイズンベリー」。邦画のラブコメか・・・・
まぁ、今日はメンズデーで料金安いから損してもいいか(失礼)って見たのですが・・・
それが、面白いっ!! おススメっす!!
脳内ポイズンベリー
公式HP↓↓↓
http://www.nou-poi.com/
【ストーリー】
携帯小説家の櫻井いちこ(真木よう子)は、飲み会で同席して以降興味を惹(ひ)かれる年下の早乙女(古川雄輝)と偶然再会。声を掛けるか否か、彼女の脳内ではいろいろな役割を持つメンバーが会議を繰り広げ、議長の吉田(西島秀俊)が取りまとめた結果、早乙女を食事に誘うという結論に。その後交際に至るも、双方の誤解や彼の元恋人の登場などで疲れ果てたいちこは、編集者の越智(成河)からもアプローチされ……。
小生実は、あの「朝まで生テレビ」みたいなディスカッション系の番組が大好きで、昔は結構みてたんです。
で、この喧々諤々の大議論を、人間の脳内で、しかも「恋」について討論するんですから、オジサンの小生が観ても、実に共感できるんですなぁ。
ポジィティヴ派の「今すぐ声をかけろ」とか・・・
ネガティヴ派の「三十路女がみっともない」とか・・ね。
特に、西島秀俊演じる議長がもう完全なヘタレで、人の意見に流される風見鶏って設定が笑えます。田原総一郎みたいにいかないんす。
シャープな演技で、シリアスドラマを得意とするこの俳優が右往左往し、全く決断力のないダメジャッジぶりで、見事なコメディセンスも持ち合わせていることを見せつけます。
まぁ出演者、全ての役がたっていて、演出も独自のリズムがあって爽快に感じました。
まぁ、映画というよりは舞台のセリフ劇を観に行った感覚とでも言いましょうか、ともかくおススメの1本です。
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ところで、気になっているのが今公開中の「イニシエーションラブ」。
乾くるみの傑作小説なんですが、あの日本ミステリー史屈指の衝撃トリックをどのように映像化したのかスゴイ興味があります。
早く見てみたいっす。