角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

「青森県輸出促進協議会 総会」に出席&監査報告・・・・で、思うこと

2015-06-09 16:37:11 | 時事問題

 8日(月)は「青森県輸出促進協議会」の総会があり青森市へ出張。
 小職は当協議会の監事ゆえ、早めに出向いて、帳簿&通帳などをチェック。

 で、事務局やってる中央会の佐藤さん作成の資料見て感心しました。

 ちゃんとね、「貸借対照表」「損益計算書」の複式帳簿になってる!!

 これね、当たり前のようで、実は重要なことです。

 だって、未だに国をはじめ自治体も「収支計算書」ベースで作成されてるでしょ。
 この「収支計算書」って、一番変なのが、収入と支出だけ記載されていて、使われたお金がどのような資産として残っているかが、すっこ抜けてる点。

 メディアは何かというと「国の借金は1000兆円」とか、トンチンカンなことばかり繰り返して連呼しますが、じゃぁ、使ったお金は何処にいったのでしょう?(ちなみに、国の借金じゃなくて、正確には政府の借金であって、逆に国民の資産となってるんですが、ここではふれません)。

 何故、使われたお金がどのような資産として残っているのか、メディアは触れないのでしょうか?

 例えば、ちゃんとそのお金はトンネルやら橋の修繕なんかに使われて、国民の資産として残ってるわけでしょう。

 政府は借金してでも、国民の生命財産を保護するため、財政出動しなければならないし、すべきなんです。

 国の財政規律を守るがため、壊れかけたトンネルや橋を放置する政策を政府が進めたら、それはもう究極の本末転倒というものです。

 なので、「この一千兆円の借金を我々の子孫に残していいのか」なんて、もっともらしいことを言う人がいますが、これも実にバカらしい主張というものです。逆に我々の子孫にボロボロの橋や道路を残して、「お前らの世代のお金で修理しろ」って言ってるようなものです。

 インフレ傾向が続くとして、我々の世代で100万円で直る修繕費も、何十年後かの子孫の世代だと1000万円の修繕費に膨れ上がっているはずです。従って、安く直せるうちに修繕した上で子孫に残した方がずっと良いに決まってます。
 同時に、1000兆円の借金だって、自動で目減りするんですから。例えば、我々のオヤジの時代(初任給が1万円だった頃)、1万円の借金ったらそりゃもう、大借金だったでしょうが、現在の我々からすればそんなもんたいした額じゃないでしょう。

 なので、自分は官も民同様、「収支計算書」方式をすて「貸借対照表」「損益計算書」でもって年度の決算すべきと思うんです。
 メディアも国の借金だのとネガティヴなことばっか言ってないで、世界最大の資産保有国である、日本の正確な現状を貸借でもって国民に伝えるべきなんです。

 毎年年度末の 「国の財政状況を家庭に例えれば」・・・・なんてバカバカしい報道にはいい加減うんざりです。

 そもそも、国の造幣権ひとつとったって、家庭に円マネー印刷できるわけないんですから、同列で比較するなんて、猫の頭で考えたってナンセンスなことすぐわかるじゃないですか。

 

・・・・・・というわけで、総会は無事終了。



&懇親会。

アルパジョンのM社長から、今上映中の「ライアの祈り」のレクチャーを小1時間ほど受けました。
(見に行ってこねば、今度2時間聞かねばならなくなる)


二次会スルーと決めてたんですが、結局三次会までいっちゃいました。