今日(11/19)のお昼、飯を食いながらPCでテレビを見ていたら・・・・
ブーッ と噴き出しそうになりました。別に漫才とか見てたわけじゃありません。
某TBSのお昼番組「ひるおび」という番組の中で、八代何がしというコメンテーターのお馬鹿コメントに噴き出しちゃったわけ。
2度も・・・・・
その番組では、消費増税延期に伴う衆院選挙についての、特集やってたわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/cd/bc1304fd9d1e828395d08cad9976e8cf.jpg)
で、この八代何がしというお馬鹿コメンテーター曰く・・・・
「ヨーロッパでは特に景気がいいという訳ではないのに、消費税を上げています。
なので、日本も景気にかかわらず、消費税を上げれば、国際的な評価も上がるんですけどねー。」
・・・・だって。 完全なバカでしょ、コイツ。
まず、欧州EU内における造幣権もない緩やかな国家連合における財政規律の必要性がある国々と、円をバンバンと刷れる日本とは決定的に違うことを理解していません。
そのほか、ドイツ主導のEUの問題。 IMFとの間合い。 はたまた日本国債暴落伝説のデマ等々、複合的な要素があるのですが・・・・・・
まぁ、それはさておいても、一番おバカなのは、国民生活が苦しくなっても、国際的な評価が上がるから消費税上げるべきという発言。
は~っ? 逆でしょうが!!
日本の首相の(いや全てのの政治家は)の究極の目標は、国際的な評価がどうであれ、国益を追求し、国民生活を向上させるために存在し、そのための仕事とするわけでしょう。
国益追求の目的のためなら、国際的な評価なんぞどーでもいいんです、はっきりいって。
現実の国際社会は、「国際平和・協調」という名の建前の裏で、冷徹なパイの取り合いというか、争奪戦を繰り広げてるわけです。
従って、自国内の税制改正は100%、国民のために是か非か考えて行うべきであり、外国の顔色窺って行うべきものではありません。
コイツは、オリンピック選考や、ノーベル賞選考なんかの国際評価と勘違いしてるんじゃないですか? そうでなければ、対外的な究極の「いいかっこしい」というものです。
さらに・・・・・
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一票の格差問題にからんでまたまた、おバカ発言。
「何故、首相は国会議員の定数削減をできないんでしょうか?
決断すれば、すぐできると思うんですけどねーっ」
・・・・だって。 あっしは杖でコイツの頭をコツコツ叩き「Hello? Hello?」とやりたくなりました。
「国会議員の定数削減」というのは、「一票の格差を是正」にするためという目的のためにやる、一つの手段の案に過ぎないわけで、コイツは完全に目的と手段を混同しています。
さすがにこのコメントには、政治評論家の田崎さんもあきれ果てていて、
「そんなにねぇ、簡単にできるものじゃないんですよ。」
・・・・と、子供をあやす近所のおじさんのような話し方。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/a3/54e5439dac19806d99a94ebbbbad8c17.jpg)
前にも小生書きましたが、本当に公平に一票の格差を是正するのなら、国会議員の数を減らすのじゃなくて、足りない選挙区の議員を増やすべきです。
当たり前じゃないですか?
議員の数が減れば減るほど、政府執行部の権限は強まり、独裁に近づくわけです。
その、究極の政治システムを採用しているのが隣の「北朝鮮」!!
国会議員は一人もおらず、独裁者が君臨してるだけです。
その宗主国の赤い帝国だって全く同じ。選挙なんて歴史上一度もやった事が無く、赤い貴族どもが人民の上に君臨してるのは、全く同じ。
所詮はどれだけ経費がかかろうが、きめ細かく民意を図るなら、膨大な数の議員は必要不可欠なのであり、民主主義の肝といえましょう。
従って、小生に言わせれば、国会議員の定数削減というのは聞こえはいいですが、完全なポピュリズムであり、これを安易に減らすことは独裁へ近づく一歩であるのは間違いありません。
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国会議員数の半減を訴え、大統領制導入を目指す、某関西の市長を御覧なさい。
つまり、政府執行部を牽制する国会のパワーを半減させ、強大な権力を持つ「大統領」に自分が就任したいと言ってるようなものです。
そもそも、大統領制とは王政の無い国で用いられている政治システムですよ。国家元首なんですからね、王様は邪魔なわけ。
なのでフランスでもルイ王はギロチンで首をちょん切られ、ロシア皇帝も同様の結末を迎えてるでしょ。
なので、大統領制は万世一系の天皇陛下を戴く、我が国ではありえないわけ。
さらに、「大阪都構想」だって聞こえはいいですが、そもそも「都(みやこ)」というのは、天皇陛下が住んでらっしゃる帝都のことです。
大阪が都(みやこ)になった時、東京の帝(みかど)はいかなることになるのでしょうか?
なんとなく、小生にはこの御仁にはそら恐ろしいアンビシャスがあるんじゃないかと・・・
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しかし、昨日紹介した、一票の格差問題で、国を告訴した弁護士らといい、今日のコメンテーターおよび、西の某首長といい、みんな「弁護士」なんですよね。
こりゃ、どういうことでしょうか?