角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

出張帰りに、ちょっくら「葛飾区柴又帝釈天」へよってみました。

2014-11-22 18:55:42 | 日記

 21日金曜は宿が浅草、しかも雷門の真横だったためホテルを出ると、外人さんなんかはじめ観光客がわんさかいます。


 

 ちょっと、飛行機まで時間があったので、せっかくここまで来たので、柴又帝釈天へ行ってみました。

 改札を出ると、寅さんの銅像まであります。



 そして、おなじみの帝釈天商店街へ。平日にもかかわらずたくさんの観光客の皆さんがいらっしゃってました。まさに松竹と山田洋次が作り上げた一大観光拠点といえましょう。



 そしてここが「寅さんシリーズ」の第4作まで撮影に使われたおだんご屋さん。




 そして、いよいよ帝釈天へ。
 映画のように御前様(笠智衆)がほうきを持ってるような静かな光景ではなく、ここにもわんさか観光客がいます。渥美清さんが亡くなって、もうすでに20年が経とうとしてるのに、なおこの「寅さんパワー」!!

 

 そして、帰りはあの倍賞千恵子演じる、さくら「おにいちゃんっ!!」と泣きながら、寅さんを見送ったあのホーム。


 いや、寅さんってつくづくニッポンの西部劇(ウエスタン)ですよねぇ。
 
 惚れた女の幸せのために、わざわざ恋敵へ譲り、一人寂しく冬空の柴又駅から去って行く寅さん。そりゃ、たった一人の身内である妹さくらだって泣きます。


再び今週も、東京出張&そして何故か浅草は雷門?

2014-11-20 22:49:15 | 出張(旅行)

えー今日も、東京にいます。浅草。

甘草(薬草)関係の全国栽培協議会の開発のため招集されたわけ。
場所はNBF日比谷ビルにある「新日本製薬」さんの東京支社。帝国ホテルの隣ですな。
日比谷公会堂の向かい。

と、いうわけで、小生三沢から羽田へフライト。

まぁ、誰かは言えませんが三沢空港で村民2名と遭遇。

・・・というわけで会議中(思いっきりガチンコ&専門用語で上手く説明できません)



思いのほか長くかかり外は真っ暗&大雨。
別に来たNOTOYAさんと有楽町のブリチッシュパブで一杯やります。



小生は英国へは3回行ってる故、ロンドンのパブを自任してるものです(まぁ渡英時は朝から飲んでましたなぁ)。
と、いうわけで、1パイントのラガー(生ビール)を注文。

ちなみに、諸君! 英国へ行ったら一杯の生ビールは「アィル、ハヴァ、アパイントオブラーガープリーズ」と、注文せよ。もちろん、「キープァ、チェン~ジ(おつりはとっとけ)」と言っといたほうがかっこいい。どのみちチップは置かなくちゃならないからね。

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と、いうわけで、今日の宿、浅草駅に着いたら夜の8時。



しかも、ホテルは「雷門」の真横にあるではありませんか。
「ホテル雷門」。 写真の門の左側に見えるでしょ。



それはさておき、チェックインして、夕飯食べに行きます。
ここは、かの吉田類閣下の行きつけの店が集中する、浅草の「ホッピー通り」。

と、いうわけで今晩は「とん平」で、煮込み&ハムカツにホッピーあわせます。

宿に帰ったら、うれしい畳の上の布団ではありませんか。
しかも、大浴場付。

部屋の浴槽もあったんですが、大浴場へ。
そしたら、和歌山から来たというタイ人の青年と一緒。

しばし、英語で小1時間トーク。
こういう時、拙い英語でも習っておいてよかったなぁと思うんですよね。
彼は、聞くだけなら日本語はだいたい解ると言っていたのに、ほぼ英語でトーク。

リラックスしたかったんでしょう。

オラもなんだけど・・・・しかし、ホスト国の英語しゃべれるひとは今後もこうなるでしょう。


某お昼の番組の、某お馬鹿コメンテーターについて

2014-11-19 20:51:09 | 時事問題

今日(11/19)のお昼、飯を食いながらPCでテレビを見ていたら・・・・

ブーッ と噴き出しそうになりました。別に漫才とか見てたわけじゃありません。

某TBSのお昼番組「ひるおび」という番組の中で、八代何がしというコメンテーターのお馬鹿コメントに噴き出しちゃったわけ。

2度も・・・・・

その番組では、消費増税延期に伴う衆院選挙についての、特集やってたわけです。



で、この八代何がしというお馬鹿コメンテーター曰く・・・・

「ヨーロッパでは特に景気がいいという訳ではないのに、消費税を上げています。
なので、日本も景気にかかわらず、消費税を上げれば、国際的な評価も上がるんですけどねー。」

・・・・だって。 完全なバカでしょ、コイツ。

まず、欧州EU内における造幣権もない緩やかな国家連合における財政規律の必要性がある国々と、円をバンバンと刷れる日本とは決定的に違うことを理解していません。

そのほか、ドイツ主導のEUの問題。 IMFとの間合い。 はたまた日本国債暴落伝説のデマ等々、複合的な要素があるのですが・・・・・・

まぁ、それはさておいても、一番おバカなのは、国民生活が苦しくなっても、国際的な評価が上がるから消費税上げるべきという発言。

は~っ? 逆でしょうが!!

日本の首相の(いや全てのの政治家は)の究極の目標は、国際的な評価がどうであれ、国益を追求し、国民生活を向上させるために存在し、そのための仕事とするわけでしょう。

国益追求の目的のためなら、国際的な評価なんぞどーでもいいんです、はっきりいって。

現実の国際社会は、「国際平和・協調」という名の建前の裏で、冷徹なパイの取り合いというか、争奪戦を繰り広げてるわけです。

従って、自国内の税制改正は100%、国民のために是か非か考えて行うべきであり、外国の顔色窺って行うべきものではありません。

コイツは、オリンピック選考や、ノーベル賞選考なんかの国際評価と勘違いしてるんじゃないですか? そうでなければ、対外的な究極の「いいかっこしい」というものです。

さらに・・・・・

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一票の格差問題にからんでまたまた、おバカ発言。

「何故、首相は国会議員の定数削減をできないんでしょうか?
決断すれば、すぐできると思うんですけどねーっ」

・・・・だって。 あっしは杖でコイツの頭をコツコツ叩き「Hello? Hello?」とやりたくなりました。

「国会議員の定数削減」というのは、「一票の格差を是正」にするためという目的のためにやる、一つの手段の案に過ぎないわけで、コイツは完全に目的と手段を混同しています。

さすがにこのコメントには、政治評論家の田崎さんもあきれ果てていて、

「そんなにねぇ、簡単にできるものじゃないんですよ。」

・・・・と、子供をあやす近所のおじさんのような話し方。



 前にも小生書きましたが、本当に公平に一票の格差を是正するのなら、国会議員の数を減らすのじゃなくて、足りない選挙区の議員を増やすべきです。

 当たり前じゃないですか?

議員の数が減れば減るほど、政府執行部の権限は強まり、独裁に近づくわけです。

その、究極の政治システムを採用しているのが隣の「北朝鮮」!!

国会議員は一人もおらず、独裁者が君臨してるだけです。

その宗主国の赤い帝国だって全く同じ。選挙なんて歴史上一度もやった事が無く、赤い貴族どもが人民の上に君臨してるのは、全く同じ。

所詮はどれだけ経費がかかろうが、きめ細かく民意を図るなら、膨大な数の議員は必要不可欠なのであり、民主主義の肝といえましょう。

従って、小生に言わせれば、国会議員の定数削減というのは聞こえはいいですが、完全なポピュリズムであり、これを安易に減らすことは独裁へ近づく一歩であるのは間違いありません。

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国会議員数の半減を訴え、大統領制導入を目指す、某関西の市長を御覧なさい。

つまり、政府執行部を牽制する国会のパワーを半減させ、強大な権力を持つ「大統領」に自分が就任したいと言ってるようなものです。

そもそも、大統領制とは王政の無い国で用いられている政治システムですよ。国家元首なんですからね、王様は邪魔なわけ。

なのでフランスでもルイ王はギロチンで首をちょん切られ、ロシア皇帝も同様の結末を迎えてるでしょ。

なので、大統領制は万世一系の天皇陛下を戴く、我が国ではありえないわけ。

さらに、「大阪都構想」だって聞こえはいいですが、そもそも「都(みやこ)」というのは、天皇陛下が住んでらっしゃる帝都のことです。

大阪が都(みやこ)になった時、東京の帝(みかど)はいかなることになるのでしょうか?

なんとなく、小生にはこの御仁にはそら恐ろしいアンビシャスがあるんじゃないかと・・・

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しかし、昨日紹介した、一票の格差問題で、国を告訴した弁護士らといい、今日のコメンテーターおよび、西の某首長といい、みんな「弁護士」なんですよね。

こりゃ、どういうことでしょうか?


消費増税によるGDP悪化と衆院解散について

2014-11-18 19:56:32 | 時事問題

 今さらゴチャゴチャ言ってもしょうがないんですが、あれほどデフレ下で消費増税したって景気悪くするだけってたのに、何が今さらやっぱりGDPが悪化しましたって言われても・・・なんだかなぁ・・・という感じです。

 あれだけ経済学者やら財界の大物そろえても、こんな簡単な自明の理が解らなかった・・・・というよりは、解っててやったんだと思うんですが、もったいないですね。

 あの5%から8%に増税する時、声高に「財政規律」を叫び、円の信任がどーのこーのとありもしない屁理屈をこねていた識者と言われる方々は万死に値します。さらに10%に上げようとする方々がいるなんて信じられません。



 1.大規模金融緩和 ⇒ 2.公共工事等の増大 ⇒ ・・・とここまでは良かったんですがね・・・。

 3本目の矢は、はっきり言って「なんとか特区」とか「規制緩和」とか“自由競争主義”みたいなのじゃダメなんです。

 ぶっちゃけて言えば、一刻も早い「原発再稼働」こそ、祖国再生の鍵だと小生は信じて疑いません。脱原発の人は反対でしょうが、再稼働した方がより早く脱原発できるんじゃないかと小生は思うワケ。

 まずこの原油高だけでもイライラするのに、原発動かせない足元をみられて、ガスまで韓国より割高に買わせられてるんですから、相当わが国は体力を消耗させられています。円安より癌はコレです。

 あの大震災から3年半・・・・・

 原油を海外から買うのに、13兆円もの国富が外国に垂れ流しになってるんですよ!!

 ざっと、年間3兆円もの日本人の富がアラブ諸国へ流れちゃってるんですなぁ。
 そのうちから、ISISへ行ってるのもあるかもしれません。

 原発再稼働したうえで、有り余る電力と、その3兆円使って「自然エネルギー開発研究」に総力をあげたっていいじゃないですか。

 そっちの方が、世界に先駆けて次世代の「自然エネルギー」への移行が進むし、脱原発も加速し、景気回復にも役立つと小生は思うんですがねぇ。

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最後に、この弁護士の方々・・・・こんなことする暇があったら、祖国が少しでもより良くなること考えたらどーですか?

国を訴える前に、格差是正の対案自分らで出したら良いじゃないですか?

国政選挙をダシに、お金欲しさの「選挙ビジネス」と言われてもしょうがないんじゃないですか、これじゃ。

ちょっと調べれば、成功報酬をウン億円もらってる連中だってことわかります。

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ところで、ケンちゃんらの「CM大賞受賞」!! めでたいですなぁ。

このCM出演の、うちの“みたぼう”はヨーグルトCMと共にダブル出演。

・・・っというか、そう言う彼はただ今、新婚旅行中!!

↓↓↓ 本人(花嫁)から了解とったワケじゃないけど、載せちゃっていいでしょう。



右のけんこうさん(かつての上司)が、どうしても一緒に撮りたいっていうから、オラが頼んだんです。
 


しかし新郎新婦とも、小生十数年の付き合いですが、この幸せそうなこと。


やっぱ、本物の歌舞伎はええなぁ・・・再び六代目愛之助 「彦山権現誓助剱」

2014-11-17 17:59:42 | 音楽ネタ

 なんだかしつこいようですが、再びこの間11月15日鑑賞した彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)について。この辺はご本人もブログにアップしてますので是非チェック。

 自分もそんな通って訳ではないので不確かなんですが、これもっと長い話で、通しだと九話だか十話あり、普通は最終話の「毛谷村」の部分だけ上演される(最面白い)のが多いんですね。今回はその前段の「杉坂墓所」付。

 まぁ、「毛谷村」は簡単にいうと主役はじめそれに絡む主要な登場人物たちの、憎っくき敵をいざ討たんっ!!というカタルシスに突入する最も爽快というか、それこそ「待ってましたっ!!」と声をかけたくなるお話し。

 それにしても、主役の六助役の六代目、片岡愛之助さんも見事だったけど、その許嫁のお園を演じた女形の中村壱太郎さんのこの名人芸!! ちなみに“いちたろう”じゃないですよ“かずたろう”です。

 女だてらに怪力&武芸を誇るお園が、六助が許嫁だと判明した後の、急に色っぽくなる変わりようの可笑しさったらありません。会場も大いに沸きました。その後の立ち回りも見事だったしね。

 大向うから盛んに「よっ、成駒屋っ!!」と声がかかっていました。

 もちろん主役の愛之助さん、かっこいい、いや、かっこよすぎる大見得に会場は大興奮のるつぼ!!

 「待ってましたっ!! 松嶋屋っ!!」の掛け声!!

ちなみに、この“大向こう”とは最上階の一番後ろの席で、言わば“通”の指定席。ここに陣取った方達が掛け声をかけるわけですな。

1階席の人たちが、いくら興奮してもこの掛け声をしてはいけません。こりゃルールです。

ちなみついでに、この「なんとか屋っ」という掛け声も法則が決まっていて、「よっ愛之助っ」と名前で呼ぶのはルール違反。ちゃんと屋号で呼ばなければなりません。

松嶋屋はあの片岡孝太郎さんも同じ屋号だし、成駒屋は中村橋乃助さんや福助さんとかも。

話は変わりますが、小生クラシックのコンサート聴きに行くと「ブラ~ボ~」の掛け声が響いた時なんだか背中がムズムズしますが、やっぱ、ニッポンの歌舞伎の掛け声はええ。しっくりきますよね、この役者のスカッとした見得が決まったとたんの「よっ、~屋っ!!」「待ってましたっ~屋っ!!」。

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  告白すると大の「シベ超」マニア(映画「シベリア超特急」シリーズファン)の小生にとって、片岡愛之助さんがこんなに、ブレイクするなんておもいもよりませんでした。
 ※小生そのブレイクした「半沢直樹」とかいうドラマ観てないんですよねぇ。

 あの、みうらじゅん(シベ超名付け親)さんを唸らせた「シベ超」でトンデモ映画の見本の如き映画を作りあげた水野晴朗先生ですが、では何だか普通の映画に格上げ(比較的まともな映画)になっちゃってファンは冷や冷や。は舞台劇だから映画ではありません。そして、待ちに待った2005年の「シベリア超特急5」は果せるかな、再び至高のトンデモ映画へと昇華。「シベ超」ファンを熱狂させました。その、主役を務めたのがこの六代目、片岡愛之助さん。

 とっ特に!!! 愛之助さんが万里の長城から転げ落ちるシーンは凄い!!

辛口の映画批評家、前田有一氏をして・・・

 「地球上でもっとも長いこの建造物を転げ落ちるという前代未聞の大アクション、これはもう間違いなく映画史に残る名場面といえるだろう。 」

・・・と言わしめているのです。

未見の人は是非ご覧ください。腹の皮が捩れるというか、度肝を抜かれますよ。
※超カルト映画というかB級映画すぎて、レンタル屋にない可能性ありますので、そういう人は小生に連絡ください。

 なんだかメディアの報道では今は亡き水野晴朗御大の意思をついだ「シベ超」最新作を愛之助さんがやるとかやらないとか・・・。
 んでも、B級映画出演に松竹が渋ってるみたいなんですね。

なんとか、実現しないものでしょうか・・・